Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

アリゴテと侮るなかれ!

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本日は、ランニングを。その後は買い出しに。シトロエンを出しましたが、我が家のご近所は伏見稲荷近辺の住宅地で非常に狭い路地で囲まれており また目の前は琵琶湖の疎水が流れていますので車のガレージは裏手の極狭の路地に。そして、京阪電車とJRに挟まれるようなレイアウトなので まあ運転にストレスは正直。今回も踏切を超えた場所の空き地が遂に売れたのか?道路を掘り返しており・・・・・。

まま、待てば通れるようにしてくれるのですが 工事のおじさん達も大変だなあ。ほんの少し暑さに目途が付いてきたのが幸いですが、これから また工事車両と 施工の騒音が悩ましい秋の良い季節なのに・・・・・。

で 2泊しても良かったなあ・・

・Bourgogne Aligote’07 Leroy

出勤するとテナントビルのエントランスは、大陸からの海外旅行のご家族が。お母さんはPCを開いてなにやら。僕が店舗の看板を設置する場所には2台のベビーカーが。動かして欲しいと促すものの どうも彼女のお子さんではなかったようで 慌ててペヤングを頬張っていた干渉地の生垣に腰かけていた女性が。まあ、目は離さずに?だったとは思いますが 流石に海外で小さな子供づれであれば食事はホテルのお部屋にて。安全な日本とは言えですよ!

画像は、帰省時に自宅の地下のセラースペースから1本抱えて帰った ルロワのアリゴテ。急な思いたちでしたので、ワインのことは考えていなかったので自宅のストックで解決でしたが 後手持ちは2本になりましたが テイスティングをしておきたかったのも本音で。

最近は毎度のことなのですが、ソムリエナイフすら持ち帰らずで 実家の簡易なT型のコルクスクリューで抜栓するのですが これがまたドメーヌ・ルロワのコルクはアリゴテですら 中々のロング・コルクが施されており。まま、ソムリエ・ナイフであれば 当たり前のように抜栓されるのですが このコルクスクリューでの僅かな仕事も偶には家族の前でのお遊びとしては面白い趣向でも。突き抜けた刃先で手を切らないことだけが重要で まま無事に折れることなくでしたが 何に1度くらいは自身の道具以外でもね。

今回は、小さなクープ型のワイングラスでカジュアルに呑みましたが 大きなボウルのグラスを準備してもらうのが面倒だったので。こう言ったことも含めて やはり 様々なワインを飲み込む状況がご準備出来ているカウンターの装備の重要性を改めて。

味わいは、ままシャルドネではないのでね。また、’07と言う穏やかなヴィンテージと言うこともありましょう。ちなみに次男のヴィンテージですが、16歳ですか やや力を落とし気味な印象も受けましたが グラスの影響かな?まあ一般的にはアリゴテなのだから もう飲み切ってしまいましょう!が典型的なソムリエのコメントでしょうが、僕の場合は異なります。後2度のチャンスのどちらかで最適なグラスと 温度にて このマダムの 裾ものながらも侮れない白の妙味を感じたいもので。

Sommelier R.Imamura