Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

コント ラフォン

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本日は、ランニングを。そして、今日は早めに半身浴をこなして出勤を。店舗前には、作業着の若者がふたりでしたが 店舗の扉の前に什器が置かれていたので解りました。早々のお越しに 有難く。そして、汗だくで排水の詰まりの解消を。過去に1度経験していたので まあ 段取りは解りましたが8年を過ごしても未だに解せない店舗内のトラブルもありますが 可能な限りの対応はしたい!が 中々簡単では無いのです。何れにしても経費になってしまうので まあアナログな対応を習慣化するしかなさそうですが・・・・・。

で 昨夜は完全にカウンターバックが水浸しになって

・Meursault Desiree’97 Comtes Lafon

・Meursault Perrieres’88 Comtes Lafon

先日の顧客が他所様にて こんな高額なワインを飲んだんだよ!ご馳走されたのだけど、と。スマホの画像には このラフォンのムルソーが。どうやら、ワイン好きの方が、クリュッグと こちらで 数十万円をお支払いになられ 驚かれていたそうですが、どう思う?とのご質問でしたが まあ 致し方ない金額とは思われます。事実、この2本を僕のワインリストにてお見せしますと まま デジレ’97の方でも 同額程の裸値ですし、’88のペリエールとなりますと 軽く1.5倍ですので この生産者の立ち位置はご理解いただけたのでは?ただ、問題はヴィンテージなんですよね。確かお飲みの村名は’08だったかと?まあ、専門店では無く 一般的なバーだったようなので 十分な飲み頃と思われる部分も有るのですが 価格が価格だけに 正直早かったとのコメントをそのバーテンダーさんが され やや揉められたようで はあ その対応も悩ましいところかと。抜栓前にも予防線や その後の対応のトランスバージュも含めて 可能な限りの対処も為されたのかは どうなんだろうな?ソムリエ冥利に尽きるような ブルゴーニュの最上のムルソーの生産者の ひとりであることは間違えなく 実際に若いソムリエさん方ではご経験すらない方も数多くおられるのでは?そしてまた 白ワインと言うのも難しいところで このクラスになると赤ワインを凌駕する孤高の銘柄が存在することも経験でしか理解出来ないのも事実かと。

まま、そんなところですが 上を見ればきりがないのですが おそらくムルソーでは、ルロワ と コシュ・デュリくらいしか このラフォンを凌ぐ品質と価格はないのかな?ルロワのドーヴネの手持ちは残念ながらですが、ちなみにの コシュ・デュリは同じくムルソーの’97が村名ですが ございます。こちらは、またまたですが ラフォンのペリエールよりも大きな数字が掲げられているので すみません・・・・・。

溜息のブルゴーニュシャルドネですが、まだまだ 高嶺の花に モンラッシェ や コルトン・シャルルマーニュ、ミュジニーの白のグラン・クリュなど 手持ちが有るのには有るのですが 跪いてみますか?

Sommelier R.Imamura