Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'79'73

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本日は、筋トレを。その後も刺すような日差しに ベランダプールで暫しの休息でしたが、午後は一転 凄まじい雷でした。あまりにも衝撃な地響きにも似た音に 愛犬の はなちゃんの心臓は飛び出しそうに・・・・・。

まあ、鴨川沿いの雑草すら この夏の日差しに枯れかけていたので、久々の夕立に 植物は皆喜んだのでは?

で 律儀な方で

・Les Brun Servenay Exhilarante Vieille Vignes’12

・Recioto della Valpolicella Classico Amarone’79 Bolla

・Rivesartes’73 M.Chapoutier

チケットが¥20,000-からか。テレビで観戦する限りでは、ビッグネームはいるものの やはりスコアレスではなあ・・・・・。おそらく もう日本には来てくれなくなるだろうな。

京都府高校野球の準決勝も。平安高校が破れて まさかの立命館対決にならないだろうな?でしたが、逆に宇治対決になりましたか。やはり勝負の世界は、大変だ。

休肝日かな?でしたが、お電話は1杯だけ?とのことでしたが 大抵はそうはなりません。また、今宵のお越しの目的は ひょっとしたら兼ね合いの有られる取引先さんが 来られるかも?ですので その場合はシャンパーニュを!とのことで お支払いまで。なので、どうなられるかは?解りませんが、やはり こちらにとっては非常に大切な関係の方だと改めて。

それにしても 一時は低温にて保存していた シャンパーニュや 白ワインのストックもいっぱいでしたが 気が付けば 随分スペースが空き。このブリュン・セルヴネイも ’12ながらも そろそろ手持ちの枯渇が見えてまいりました・・・・・。

ちなみに画像は、先日のアマローネ と リヴザルト。

本当にこう言った顧客の存在は助かります。結局、最終的には抜栓してテイスティングしてみないと解らないもので しかも その熟成は如何に進んでいるのかを試すのも 心許す方とであれば 冷静に。

特にねえ、この時代のイタリア・ワインは 卑下されるほどの難しいものが多いのも解るのですが とは言え、フランスでも 意外に酷評を受けるシャトーのものでも そのクラシックな味わいが好みかも?と言う経験は多々で。現状ではそのようなボトルでも 凄まじい価格でのお取引がなされているのも 知ってか知らずか?

まあ、解ってはいながらも 先ずは甘口では無く ヴィンテージ’79はレチョートとは言いながらも 影干しと言うべくの表記なのでしょう。そして、そうねえ アマローネと言う近年の濃厚で たっぷりの果実感とは スタイルは異なりますが どこかしらカリフォルニアのオールド・ピノ ノワールのような 愛らしさのアマローネかな?

’73繋がりでの リヴザルト。レチョートのお話から この酒精強化を。’73とは言えねえ まあ もう少し熟成感は穏やかです。勿論、極甘口で飲める状態ですが これこそ永遠の命を与えられた甘美な果実で。ただ、イケムのように もう1杯飲みたい!とは行かないのも このパワフルな果実酒かと。

Sommelier R.Imamura