Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'05'97'96'91

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本日は、完全に休養を。流石に疲労が有ったのか、帰宅は9:00過ぎて起床したら14:00だった。随分寝たなあ?と言った気分でも。

でもなあ、何か不思議なことが有り 帰宅時に怪訝な。明らかにホストの若い子に声をかけられ、少しだけ話しましたが 申し訳ないけど色眼鏡で見てるからなあ・・・・。お互いにね。悪気はないけど、世知辛い時代だから・・・・。

で 昨夜の酔いました・・・・・

・Sauvignon Blanc’05 Cloudy Bay

・Sancerre Les Belles Dames Silex’96 Gitton Pere & Fils

・Chardonnay Le Caprice’97 Peter Michael

・Chianti Clasicco Badia a Passignano’91 Antinori

いやあ、もうなあ 解りますが酷い状況です。京都の中心部は、まあ 観光の方々のお越しが無ければ観光地としては存在意義がないのですが あまりにも・・・・。

まあ、限られた桜の季節は今週末がピークなんでしょうから致し方ないのでしょうから我慢我慢!ですが、やはり 本当に極端で行政側はしっかりとオーバーツーリズムについて考えて欲しい。結局以前と変わらず無策に繰り返すのでしょうが・・・・・・。

とは言えですが、こちらの社長も東京からの。ビジネス絡みなのでツーリストとは行きませんが、かれらのホテルの問題も大変でしょう。

先日は’07を飲まれた彼でしたが’05は如何に?でした、スクリューの熟成のほどを考えさせられながらも この2年の差は若干ながらも明らかな味わいに変化を。

ですが、やはり比較は素晴らしく 前回の抜栓以上に ジットンの’96のシレックスは ひねた味わいに感じられ。とは言え僕同様に こちらの明らかな熟成感に好みが触れます。

他愛もない会話の中に偶然出てきた 他の顧客の方の 本当に偶然のお越しに ご紹介を。なんでも長いことやり続けておりますと、不思議なこのような機会が有るものです。ですが、物造りの業界に従事される社長さん方の繋がりがまた 有られたことを。こちらもリクエストは白ワインで、少し贅沢にピーター・マイケルのレ・カプリス。そうだよな、これがスケールの違いなのですが まあ30年にも満たない熟成は まだまだその酒質に影響を与えず じっくりと滋味溢れる味わいに昇華するものです。’97のシャルドネとは言え この辺りは残念ながら価格がはっきりと表れます。品質の高さが濃密な味わいに!ですが、まま これもまたお好みはそれぞれなので。

〆は’91のキャンティ・クラシコを。実際には’90のブルゴーニュも開けていたのですが しっかりと飲み込んだのはここまでで。

白を3本も飲み込むと赤も少し飲みたくもなるもの。とは言え、今宵は意外にもこの’91が最もオールドになってしまったのは意外でもありましたが まま 長い長い晩でもありましたので。

それにしても 祇園界隈の乱れ方は凄まじく モラルの崩壊が。騒がしく、警察の方にもお願いする時間帯もございました。この時期だけとはいえですが、是非とも 静かにゆっくりと大人のお時間をお過ごしいただけるワインバーかと。

Sommelier R.Imamura

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