Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

カリフォルニア'96

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本日は、ランニングを。なのですが、その前にお電話が。お恥ずかしながらの長男がお世話になるバイト先からで。まあ、そんなこともあるだろうな・・・・・。僕の感覚では有りえませんが、今までの経験上そんな意識のアルバイトの方を雇用したことも沢山有るので。はあ、何とも悩ましいことですが。

で カリフォルニアも ちょっぴり熟成です

・Cabernet Sauvignon’96 Robert Mondavi Napa Valley

何もかも世知辛いですが、まあ これも仕方ないか。30年も経済的に変わっていないのだ有れば それはこの国は難しい状況だろうな。他国では、単純なサービス業のアルバイトでも日本の4倍の時給であれば 確実にモノの値段は上がっていても当然だろう。そう考えるとワインの高騰もある意味当たり前であり、そうだよな15年前から比べても異常な銘柄はありますが 正直、先日もお話の中で 個人的には今の手持ちが無くなると もう仕入れることはないだろうな?のシャンパーニュのジャック・セロス。下世話ですがブラン・ド・ブラン グラン・クリュは¥5,000-でした。まま正規品ですので本数は僅かでしたが 今ではその名称が変わったイニシャルが20倍の価格に。また、今宵の顧客とのお話でもブルゴーニュの白のトップのルフレーヴも 少し熟れると もうサラリーマンさんの月収レベルです。そらあ、もう買いませんよ!彼らは飲んでますもん 嘗て。まあ、なので そうだな 今の手持ちが もし抜栓させていただく機会が有れば 全て出きった時が潮時でもありますか?そこまで持つか?でもありますが。まま、そう考えると 僕のお給料も この10年ほどは変わっていないので、そんなものかもしれませんが・・・・・・。

ロバート・モンダヴィカベルネ・ソーヴィニヨンの’96、ある程度は飲み頃かと?ですが、これも久々でしたがテイスティング前は あの上位の銘柄にも肉薄の予想をしておりましたが はあ なるほど 当たり前かもしれませんが比較試飲をした訳では無いものの お互いに あの価格と人気は改めてその品質の高さを認めざる負えず。

まま、勿論 この飲み頃のカリフォルニアの上質なキュヴェは ほろ苦くも甘みの強いたっぷり感は 素晴らしいのですが。

ああ、檜の花粉の登場も感じられ 弱り目に祟り目かと!正に。

Sommelier R.Imamura