Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'92×2

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本日は、ジョギングを。

その後は、買い出しと灯油を届けに店舗まで。相変わらずですが、斜め向かいのお米屋さんは行列が未だに。まま、ほぼほぼ観光の方々でしょうが 凄いなあ。

・Mercurey La Franboisiere’92 Faiveley

・Crozes Hermitage’92 Paul Jaboulet Aine Domeine de Thalabert

日曜日のご予約が嬉しい限りです。しかも何時もとは異なる面持ちに また緊張感の有る ある意味ではのご接待に こちらも何処まで踏み入れるべきかは難しいものの 非常に柔らかい物腰のゲストは その方のお人柄と生業を物語ります。

何の気なしにお話ししていた銘柄が どうも琴線に触れておられたようで結果的には’92x2の 幾分フライング気味の流れに。

赤い果実のニュアンスが感じられる!と言うこの銘柄は 確かに。30年の時を経てどうなっているだろう?ひょっとしたら そんなピュアさは無くしているのかな?でもありましたが 全くそんなことは無く 未だにやや若さを残すかのような青さも。

まあ、その部分は別のヴィンテージのキャラクターとも思われますが いずれにしても飲み頃を意識できる 愛らしいブルゴーニュ

ゲストのお帰りの後に 少しほっこりしながらの 2本目でしたが、折角なので’92のクローズ・エルミタージュを。これもまた明らかに広がるシラーの獣のニュアンスに 典型的なスタイルを。はあ、正にこの季節が来ましたね!の味わいで 野獣を欲する気持ちにも。どちらも素晴らしい’92ではありますが、難しかった作柄でもありますが 十分堪能の晩になりました。ちなみに 同時期に仕入れが叶いましたが 残念ながら 市場の流れもありますが ブルゴーニュがローヌの3倍の価格と言うのも世知辛い現実かと。まま、ローヌもクローズが付かなければそこまでは乖離はしないのでしょうが。

お疲れさまでした。

Sommelier R.Imamura