Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

同じ'03でも・・・・

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本日も 変わらず営業中です!

お昼間は、ランニングに。穏やかな新年を迎えているために 毎日のプライヴェートなノルマはこなせておりますが、1月も早くも半分を過ぎてしまい。一時の忙しさから一転の今週でしたが、来週は異なる動きがいただきたい・・・・・。

で 昨夜も閑散の週末で

・Muscat de Beaumes de Venise’03 Paul Jaboulet Aine

・Condrieu Luminescence’03 E.Guigal

お正月飾りも そろそろと言う感じでしょうか?ゆっくりと 今年の流れも感じながらの毎晩ですが やはり日曜日の晩は静かな祇園町の様子です。

何かとやることは有りますが、メインのセラーではないのですが カウンター内部の台下冷蔵庫にしっかりめに冷やされたデザートワインが 黴だらけになっていたので移動を。

奇しくも同じヴィンテージ’03のハーフボトルで、ローヌの甘口のデザートワインにあたる 2本のボトルはすぐ隣に置かれておりましたが片方はかなり厳しいエチケットの状態で もう片方はリリース直後のような?

紙質や庫内の風の向きなどに左右されることも有るのでしょうが、もう ここまで行くと銘柄すら識別が不可能になっていきます。こちらは正規輸入ボトルだったこともあり 裏ラベルの存在で現状は辛うじてですが、まま記憶の範囲ですので。

ただねえ、中々直ぐにはその抜栓の機会は訪れないのです 甘口なのでね。ただ、まあ 実際には 最高峰のイケムは時としての機会は有るものの このローヌのミュスカの幾分すっきりとした甘口と 希少なコンドリューの甘口の 偉大なヴィンテージにも成りうる’03と言う意味でも興味深く 唸らせられる逸品と思われます。

唯一は、この2種ですが 葡萄品種の格の違いもありますが 残念ながら価格面に於いて3倍くらいの違いが有るのが 大きな違いにあたりますが・・・・・・。

甘美な晩も有ってもよろしいかと。

Sommelier R.Imamura