Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'13'92

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本日は、ランニングを。その後は、来週の寒波の襲来を避けるために店舗に灯油を。併せて次男の散髪の運転手をこなして これまた相変わらずの慌ただしさです・・・・。

散髪屋さんから店舗への最短ルートは、四条通を駆け抜けるのですが やはり中々の渋滞具合で 若干のストレスは否めませんが まま事故無く何とかこなせて。

で 昨夜の 何時もながらの飲み会のように

・Pinot Nero’92 Castello della Sala Antinori

・Nuits Saint Georges Les Vieilles Vignes’13 Daniel Rion

JCさんのお越しを期待しながらも寂しき晩になりました。まま、そのお陰ではないのですが、何時ものムッシュのお越しに結局の飲み会の様に。

ただ、前半にいただいたご連絡で ヴィンテージ’70を。兎に角、’70が記載されていれば何でも良いのか?そんな印象で、有るのか無いのか?幾らなのか?解るけどこちらとしては ボルドーなのか?ブルゴーニュなのか?などのご質問も取りつく島の無いような・・・・・。まま、ご購入いただけるので それは構わないのですが 思いはそれぞれかな?

2度目のテイスティングにもなった ウンブリアのピノ・ネロ。今回は前回以上にイタリアの味わいだった。ヴィンテージ’92くらいになると ブルゴーニュのそれはより熟成感なのですが 後半のタンニンの質感が、硬く これだとサンジョベーゼとも見間違えるほどのスタイルに感じさせられる。まま、考えすぎかもしれませんが これもまたワインラヴァーの心をくすぐる 存在でもあるのです。ただ、やはり この造り手の最上は個人的にはシャルドネだな。

〆は500mlを。残すところは後1ボトルになりましたが、出来の良い ニュイ・サン・ジョルジュの古木です。若干、ブショネの思惑も有ったのですが 華やかな果実味に ピノと言えば やはり このフランスのブルゴーニュに行きつくのは致し方ないのですが このダニエル・リオンは若いヴィンテージながらも 非常に良く出来ております。伸びやかな甘みに 柔らかい酸は 一般的には ブルゴーニュに求める味わいを全て持ち合わせた良質な500mlで。

Sommelier R.Imamura