Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'09'01'90'86'85

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本日も辛うじての ランニングを。若干の酔いは残っているような?でしたが、紫煙を2本の早朝の帰宅ながらも意外に 気持ちは良く走れたような?

で 昨夜はまた新たな出逢いが

・Beaujolais’09 Charles Noellat

・Cabernet Sauvignon The Coppermine Road’01 D’Arenberg

・Echezeaux’85 Coron Pere & Fils

・Rheingau Riesling Kiedricher Grafenberg Beerenauslese’90 Robert Weil

・Criatal’86 Louis Roederer

前半は、どうやらご紹介いただいていたようです。ご家族でしたかね?まま、彼のお名前は免罪符のような形で有効ですので 可能な限り善処のご対応を。まま、グラスで数杯でしたので そんな大げさにはなりませんでしたが また異なる目線でのお相手は楽しき瞬間も。

珍しくご連絡は無くのお越しでしたが、今宵は新たなお取引先をお連れいただけ。

とは言え、まだまだ新会社は立ち上げられたばかりなのに 素敵なお取引先とは流石です。これ迄はモデルさんや女子アナさんを伴われてでしたが、今後は社長さん方ですね!

スタートは、意外に飲まれていないようです?のボージョレ・ヌーヴォー。まま、僕のところはヴィンテージ’09のボージョレなので厳密には全くの別物です。昨年も公表でしたが僅かに残る ガメイの愛らしい果実感は より自然な味わいでヌーヴォーもよろしいですが これもまたオールド・ヴィンテージ・ワインバーの使い勝手かと。

1本目にご所望でもあった、オーストラリア。急遽別の選択肢のボージョレの為に2本目はこちらのダーレンベルグ。優良な造り手です、しかもヴィンテージ’01の熟れたカベルネ・ソーヴィニヨン おそらくは当然のように シラーズもブレンドされているであろう味わいにティピカルな要素をはっきりと。お連れのマダムは、船をこがれておりましたが、無事ご帰宅されましたでしょうか?まま、大丈夫か。

そして、こちらは明日かと思っておりました。市内の高級ホテルのコンシェルジュさんから夕方に頻繁にお問合せもあり ご連絡が。お席もどちらか迷いましたが 毛t局最終はどちらもご利用いただけ。

エシェゾーをご所望でしたので、うーん 明らかに僕の顧客の方々からするとお年の頃が若すぎるのです。肌の張りが顕著で。なので、悩みながらもコロンの’85からのスタートになりました。キャップシールを剥ぐと少しだけ嫌な予感が。今までこの生産者のものでリコルクなど出逢ってないのです!がコルクのトップがあまりにも新品のような状態に一応ゲストにもお伝えしたのですが、ソムリエナイフを差し込むとすぐに その不安は解消されました 柔らかくコルクを進んでいくスクリューはぎりぎりの抜栓になりましたが、やはり流石のグラン・クリュのしかも’85は 求める出汁のニュアンスを放ちながらブルゴーニュの最高峰を見え隠れさせるピノ・ノワールの高みが このコロンにも見えるもので。

イケムをご所望だったのですが、ハーフをおっしゃられたのでフルでは?の問いにドイツへの方向転換を。となると この贅沢なベーレンアウスレーゼを。ヴィンテージ’90のロバート・ヴァイルは忘れもしないトロッケンベーレンもありましたが、このもうひとつ格下ながらも 黒蜜の色調のリースリングの甘みは酸も綺麗に伴われ 意外にするすると飲み込まれたのです。まま、紫煙が伴われていたのも後押しですが。

そして〆のシャンパーニュはクリスタルを。ヴィンテージ’86も もう素晴らしく飲み頃に儚げな泡は残るものの 完全に熟れており。はあ、酒類最上のシャンパーニュの熟成は 特にプレステージの幾つかは特別で 柔らかい蜜を飲み込む如く。

紫煙も更に追加され ソファー席で4:00まで失礼いたしました。

これの懲りずに ご縁が繋がられることを心より。

Sommelier R.Imamura

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