Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'04'73

f:id:Budounokura:20220412183443j:image

本日は、愛犬と軽いお散歩を。暑すぎて短いコースでも終盤は音を上げ気味のお犬様でしたが、6月並みの気温だったとは・・・・。就寝中に汗だくになるのも致し方ないか。

で 昨夜は こちらも久々の

・Chablis Fourchaume’04 La Chablisienne

・Barolo’73 Fontanafredda

東京からの社長さん、出張かと思いきや 観光でしたか。まま、偶にはそろそろ解禁も理解出来ます。GWも近づいておりますが、またかよ!とならないことを祈りますが。

何時もながらの白ワインの変態的な味わいをご所望でしたので、悩みながらもシャブリを先日の流れもありましたので。正直’90年代のものをお届けしたい!のも本音ですが流石に現実的なボトルの手持ちが中々厳しくなりつつです。

やや穏やかながらも柔らかく落ち着いた味わいに 幾分熟成感で ひねたニュアンスも面白くでた銘柄かと。積る話に今宵は、久々に2本目と続く晩に。

ひょんなことからの話題になりました ネッビオーロの熟成は?とのことで この機会に。まだまだ、攻め手は幾つか有るような気もいたしますが まま勿論安易にご理解いただける白の銘柄が有り続けるのであれば それはそれで安直なのですが 偶には変化球も投げさせていただけるのも有かな?です。

フォンタナフレッダのバローロ、以前はバルバレスコだっただろうか?いずれにしてもこの手のピエモンテのボトルもここ最近は何本かテイスティングする機会も得られ 特に最上位のバローロバルバレスコであれば十二分に理解出来るボトルが多々あるものと。相変わらず何となく液体の流動の色素が白っぽく見えるのもご愛嬌ですが、しっかりと熟れたイタリアワインの王は柔らかい口当たりの中に余韻の ややビターなタンニンに由来される味わいは おっさんふたりの深夜の会話には贅沢なお供かと。

次回は5月かな?よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura