Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'00'98'77

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本日も 伏見稲荷へ。

相変わらずですが暑すぎて 山に辿り着くまでは ふらふらです。日陰で山の風が当たると身体が回復するのですがお盆の観光の方々の予想外の動きをされる方の多さにストレスは想定内で。

そして、我が家は今日もトラブルが。猫との戦いは、丁度 悪さを!と足を延ばしている瞬間に裏口の扉を開いたので すっ飛んで行きました。これは、まだまだ続きます。

また、洗面所の蛇口のカートリッジが またまた老朽化か?水が止まらないのです。ただ、前回も3年前ですが カートリッジ交換をAmazonさんからの購入で簡単に済ませましたが 今回の水流がやや強めで。お陰で洗濯機やお風呂にも水が簡単に溜まってしまうくらいの浪費を。前回とは様相が違いますが、取りあえず明日の午前中にはカートリッジは届きますので。簡単にホームセンター行けばいいじゃん!と言うけど。自分は何もしないで よろしいなあ~です。愚痴ですが。

で 昨夜の素晴らしきお時間で

・Meursault Cote de Beaune’77 Pierre Boillot

・Sancerre Les Monts Damnes’98 Pascal Cotat

・Christian Senez Grande Rezerve’00

お盆ですね。昨夜は本当に素晴らしき機会で お忙しい中のドクターのお二人が。ここのところ戻ってきていただいた?と言いますか、中堅どころになられたお二人も 京都と大阪に戻られ祇園街にも来られる機会がお作りいただけるように。

まあ、幼馴染が二人ともドクターになられるところは 凄いなあ。まあ、将来を約束されたお家柄も有られるとは思いますが やはり何処までいっても努力をされる方々であるのは間違えなく。これもDNAなんでしょうが・・・・・。

ヴィンテージ’77のムルソーの赤。ポマールで味を占めた僕は、このボアイヨの完成度を期待した抜栓は またまた当たりで。作柄のキャラクターは否定出来ませんが、淡い出汁のニュアンスは ブルゴーニュのオールドを望まれる方の狙い通りですが、まま余韻は穏やかなのは致し方ない。

ひょんな流れからのサンセール、とは言え ずっとお勧めはしておりませんでした。なのはラスト1本でしたから。勿論、ご所望いただければ抜栓いたします。ソーヴィニヨン・ブランの簡素な味わいと侮るなかれ、シャルドネとは異なりますが このパスカル・コタにかかると ふくよかな高貴な味わいに仕上がります。勿論、熟成の段階を経て尚素晴らしい 海苔の佃煮の感も持ち合わせた特別な1本で。

〆はシャンパーニュ紫煙を。積お話もあられるでしょうが、何処までもお邪魔してしまいましたが セネズの’00もそろそろ終売で。嫌な思い出も無いわけではないですが、やはり 絶妙に熟れた味わいのレゼルヴァは ぱっと見の華やかな味わいを感じさせてくれるのは ある意味贅沢なヴィンテージ’00で。

感染症も気にはなりますが、年に1度の再会の機会が得られる季節です 落ち着いた限られた方々へのスペースを持つカウンターにて 特別なお時間をお持ちいただくのも 如何でしょうか?

Sommelier R.Imamura