Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ ヴィンテージ'96'95

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本日は、電器屋さんへ。予想はしておりましたが、やはり時間は掛かります。

今回は正直全くもっての余裕などはないのですが、補助金の申請が通ればなのですが エアコンと冷蔵庫を。原材料価格の高騰に対する補助金なのですが、100%ではないのですが、上限有りの75%の補助率ですので 使わない手は無い!と勇んで。とは言え相変わらずの出費は厳しいです。予定外とは言いながらも何れは対応を迫られるだけに この手の情報をいただける税理士さんの存在もまた貴重なものです。

90分ほど掛かりましたが、まま スケジュールがズレたものの 帰宅後に集中して30分だけの筋トレを。限られた時間も大切に自分の為なので。

で 昨夜は久々に新たな素敵な出逢いも

・Meursault Perrieres’96 Albert Grivault

・Chambolle Musigny 1er’95 Daniel Moine Hudelot

世間の皆様の現状に気分的なものは僕には良く解りませんが、何時もながらの苦戦を強いられております。

そんな中でのご指定でのお電話は とても嬉しきもので。色々なアプローチで酒場を探されるものでしょうが、結果何が大きな要因かは未だに解りません。ですが、僕に出来ることは限られており 変わらず本当の意味での飲み頃の熟成したワインをお勧めする次第です。

お茶屋さん遊びの後でのお越しのお三方。思惑通りでは無かったかも?ですが 結果、ある程度の僕のお店のスタイルはご理解いただけたかな?

白ワインからのスタートは、ムルソー!と言う引き出しからの辿り着きでアルヴェール・グリヴォーを。クロ・ドは付きませんがペリエールは素晴らしきプルミエ・クリュで。ヴィンテージ’96ながらも徐々に また酸の丸みも膨らんでくるスタイルに若さすらも。香りは、熟成香も漂わせながらで 赤ワインへの導線として これは 当然ながら素晴らしいシャルドネの逸品。

どうやら、ヴィンテージ’95のマダムお二人だったようで赤ワインは 限られた手持ちでは有ったものの モアン・ユドロのシャンボールのプルミエを。これもですね、本当に何度も助けられた素晴らしい淡く薄旨のピノ・ノワール。ですが、これで最後のボトルになってしまいました。優良な作柄ながらも やや気難しいスタイルにも思われるヴィンテージですが、また何時か出逢えることも 無いか。ちなみに村名の’95はこちらも最終の1ボトルがございますが、これもまた貴重なブルゴーニュかと。

またまた これをご縁に。

Sommelier R.Imamura