Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

セラーの調子も・・・・・

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本日も暑い!

明日からは、ほんの少しは落ち着くような気象予報士さんですが ホントかな?

まだまだ、夏はこれからですが・・・・・・。

今日も週末ですが、伏見稲荷に。観光の方々も勿論おられます。暑いのにね、完全にスポーツ覚悟でお越しの方が良いかと。汗だくのお姿を見ますと この後は如何されるのだろう?と心配にもなりますが 夏の旅はお着替えを沢山持たないと お洒落してお食事にも行けないような。

で うっすらとは気付きつつでしたが・・・・

これでもか!と羅列するヴィンテージ・ワインのワインリストですが、約1,200種のラインナップですが 勿論そこにも載せきれていないアイテムもございます。

現状の店舗の流れだと完全にデッドストックと言われても仕方がないのですが それでも何時かの この瞬間に 幅広い選択肢から 他では味わえない熟成したワインの世界観をご堪能いただけることが趣旨でもございます。

なので、当然ながら店舗入り口に広がる宝箱のような大型ウォークイン・ワインセラーの中には まあもう飲む芸術品のようなボトルが並びますが、カウンター内の台下冷蔵庫x2台に 厨房内にも120本入りの家庭用ワインセラーが収納されており。

特にこの家庭用のワインセラーなのですが 気が付けば もう10年を優に超えており そろそろ対応期間は微妙な時期かと。なので、庫内には感度の高い温湿度計を何台か入れており。とは言え、それ以上に もうボトルを掴むと その体感温度で 嫌な予感になりました。明らかに 提供温度としては問題のレベルで 直ぐ他のエリアに動かすことに。まま、ここにはパンパンには収められていませんので 辛うじてですが やはり この手の家庭用のワインセラーのレベルでは正直信用は。まま、勿論 すべての機械はトラブルはあるものの 保守のような形で維持し続けることも重要な考え方です。その上、地震なども考えると 正直ワインバーなんて危険すぎるギャンブルなんでしょうが。明らかに多くのワインバーさんが、家庭用のワインセラーでの営業を為されておりますが まま120本くらいなら何とでもなるか・・・・・。凄いなああ!ですが。

ちなみに画像のシャルドネ、ヴィンテージ’02の日本のボトルです。

まま、大手のメルシャンさんですが 間違えなく素晴らしいボトルです。欲を言えば 北信のシャルドネなんですが、この格下の長野も 記憶は洗練されており 裏ラベルには 小樽にて熟成した味わい豊かなワインと。’02ヴィンテージは トロピカルとヴァニラ香のバランスの良い繊細な味わいのワインとなりました。とのこと、これがリリース時の表現ですので 20年の時を経て 我が家の長男と同い年ですが 今は間違えなくこのワインの方が 唸らせる内容なんだろうな。

機会が有られれば!

Sommelier R.Imamura