Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ミレミアム

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暑すぎて 自宅のベランダの薔薇が日に何度も水を欲します。

今日は筋トレをこなしてから 今年もベランダプールにて 暫しの。背丈がベランダをゆうに超えた、シマネトリコの新緑と ピンク系のイングリッシュローズを眺めながら。夏の日差しにあたりながら。

で 昨夜は10年ぶりはオーバーですが

・Christian Senez Grande Reserve’00

・Chianti Classico Reserva’00 Antinori

今夜もウインブルドンを観戦?と思っておりましたが、扉が開かれ 何とも懐かしきご夫婦が。移転後はお初でしたが、移転直前にはご利用いただけた記憶も。一時は、頻繁なご利用にご自宅までお呼びいただけ ブラインド・テイスティングをさせていただいた記憶も。忘れもしません カレラ・ジャンセン なのですが言い訳をすると 実際にしましたがヴィンテージが リリース直後のもので 明らかにピノ・ノワールと言うよりは シラーの香りがむんむんと。お恥ずかしかった、しかも確か一般の方で正解を叫ばれた方がおられたのも 本当かよ~でした。

そんな懐かしさにも感傷的になりながらも 積もる話は多々ありますので 結局2本に。最初のシャンパーニュで、ご予定は?ではありましたが このセネズの’00は、残りも少なくなりましたが 今が本当に熟れておりお利口な価格帯ながらも侮れない熟成感が しっかりと。

2本目は、嘗ての 仕返しではないですが ブラインドで。とは言え、このイタリアのボトルは裏返していただけなので ボトルネックのラベルを目ざとく見ていれば イタリアまでは辿り着くはずですが そんなご様子はなく ボルドーと。

カベルネ・ソーヴィニヨンではないものの そう答えても不思議ではない充実した酒質は流石のレゼルヴァ・クラスのなせるバランスで。大手のアンティノリのキャンティは、やはり綺麗にしかも しっかりと20年以上の熟成を経て尚 その姿を凛として。

またまたご夫婦にて。

Sommelier R.Imamura