本日も 猛暑の中の伏見稲荷へ。
まま、山の中に入れば日陰で涼しくなるので選択しましたが やはり観光の方々とは意識が異なるからな・・・・・仕方ない。
そして、本日も変わらず日曜日の営業中です。
で バイ・ザ・グラスについての考え方を
前もってなのですが、全てのゲストに対してお迎えしたいのは本音なのですが。
ですが、中々難しいのは 色々な意味でのワインへの感覚とワインへの金銭感覚とも言いますか。勿論、ワインバーですので 例えばお初のご利用の方に関してはお試しに手のグラス・ワインでのお越しは重々理解をいたします。
なのですが、色々な意味でも コロナ禍を未だ引きずる中でと 後は僕のワインのラインナップの状況でずっと以前のように20種近くのグラス・ワインのご準備は出来ておりません。勿論、常識的な範疇でご提案させていただけるアイテムは幾つかはありますので 例えば最初にシャンパーニュを1杯づつの後にボトルを1本とか ボトルを飲んだが 僕が頂きすぎてしまったので酒量が足りないので〆のデザートワインをグラスで とか。のようなシチュエーションは、当たり前のようにご対応はしっかりと。勿論、赤ワインでもボルドー・ブルゴーニュ・ローヌ・トスカーナなど実際には抜栓可能なものも沢山ございます。ただただ、その手のボトルは全てヴィンテージが’00や’02’04’06などある程度飲み頃に熟成したものばかりです。ですので、大抵として価格も1杯¥3,000-ほどいただくことになります。ですので、そのあたりのこともご理解いただけますようでしたら お受けすることも可能なのですが 昨夜も含めてお電話でのお問い合わせに関して 他所様のお勧めをさせていただく次第のことも。
お席は空いているのだから、お受けすれば?も常識かもしれませんが 歩留まりの部分も含めまして 特にお初の方々へのアプローチは懸念を。何度もご利用いただいておられる方で今夜は 1杯しか どうしても飲めない!とのことなどでは ウェルカムなのですが 大抵の方が そうは言いながらも もう1杯!との流れがほとんどなので。
後は、場合のよりましたら ハーフボトルのご提案も ある意味他店さんのボトルのリストよりも多くのアイテムがありますのでご覧いただけましたら。
ちなみに 画像のアイテムは このところのグラスにて抜栓させていただいたアイテムです。
ブルゴーニュの白のジャン・マリー・シャルトロンのサヴィニー・レ・ボーヌはヴィンテージ’06で。貴腐ワインのシャトー・クーテはヴィンテージ’98、シャンパーニュのクリスチャン・セネズはヴィンテージ’00を。例えば、素晴らしい熟成香と感じられるセネズに 酸が丸く纏まったサヴィーニー、とろりと熟れた貴腐ワインなど よくよくお見掛けします 他所様でのヴィンテージ’2018などのボトルは僕のセラーには1本もございません。まま、ソムリエのエゴでもあるかもしれませんが これもコンセプトでもあり 信じるワインの美味しさでもありますので。
自然派とも言われる造り手も 無いわけではないですが その手の造り手のものも ある程度の熟成を経たものになります。どうか ご理解をいただけましたら幸いです。
上手くお伝え出来ておりましたら 良いのですが。
Sommelier R.Imamura