Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

残り物ととるか 飲み頃ととるか

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本日は、買い出しに。今日はずっと聞いておりましたが、何時までたっても降らなかったな・・・・。なので、山登りをこなしてからの買い出しでもよかったなあ?と後悔もですが、まあ 伏見稲荷の山登りは石畳みもありますので滑って転んでも!と諦める要因を探します。

まあ、何処かで完全な休養も必要でしょうから 良いのですが。

そして夕方からはしっかりと降り出しました。嫌な雨です。

どこかしら 自身の問題と店舗としての魅力の無さに苦戦中の僕のカウンターですが、考えても仕方ないのかも?ですが、出来ることは限られておりますし 信じた形でお待ちするしかないのが個人的な本音です。中々 成長がありませんが。

で 画像は 軽やかな白ワインと言うカテゴリーですが

・Chateau Mercian 甲州きいろ香’05

・Grosset Riesling Watervale’97 Clare Valley

一般的には、売れ残りだろう!でしょうか?

ですが僕のカウンターでは、立派な興味深い熟成したワインの仲間達です。

吟醸香 香る甲州の熟成、正直シャルドネや シュナン・ブランなどに比較すると その熟成の色合いは異なりますが、ある意味では生産者の方々でも もうどうでしょう?のボトルかもしれませんが 逆にこう言った銘柄を敢えて低温気味でじっくりと寝かしたものもワインの楽しみかと。

オーストラリアのリースリング、優良な生産者のグロセットの熟成で。リースリングは葡萄品種としては高貴品種ですが、その中でも熟度などで その成長の姿が異なります。とは言え、個人的にはドイツのリースリングなどでも 意外に熟れたシュペトレーゼなどにも素晴らしいボトルが経験上多々ございます。

まあ、飲まず嫌いは 討論しても無駄になりますが そのワインの姿の変化を感じられるのも またひとつのワインの楽しみかと。

梅雨の愁いの季節ですが、こんな白ワインが楽しい季節でもあります。

Sommelier R.Imamura