Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Distribuzione Selection

本日のお昼間も愛犬の散歩に。その後は、晴れ間を利用してトライアンフを。先日にエンジンを蹴り上げたので今回は快調で。それにしても50年以上前の車体ですが、そろそろエンジンのオーバーホールをしてあげなくてはいけないけど 取りあえずは最小限の経費で賄えているので助かります。今月は税金がきましたが、それにしてもタイヤが4つあるのは高い経費だな・・・・。
そして愛犬のはなちゃんは、遂に自宅の階段を駆け上れるようになった。頼もしいものの、嫌な予感もいたします。ただ、まだ降りることが出来ないようなので 誰かいないと上らないでしょうが。
また、ワイン商の皆様からのオファーは絶えず。可能な限り出費は抑えたいので、ネガティブ・モードでリストを見つめてしまいますが やはり必要なものは取れないものです・・・・。これもご縁かと。
ちなみに今月の入荷は僅かで、オーストリアのル優良生産者のクラッハーの甘口のミュスカの’98にこちらはオーストラリアのトップ生産者のペンフォールドのBin28 シラーズの’95と Bin707 トップクラスのカベルネ・ソーヴィニヨンの’98が取れていますが。
で昨夜の最後の1本は
・Barolo Conteisa Cerequio’91 Gromis Distribuzione Selection Gaja

雨の週初めで、どんよりとお待ちしておりましたが 東京からのお二人は お好みは対立されており。片やマダムはトスカーナボルドーのしっかりとムッシュピエモンテバローロを。勿論、ヴィンテージや造り手で味わいの妙も異なりますが 今宵は何かのお祝いかなムッシュ寄りの銘柄で。
バローロの銘柄は、リストから見ると本当に少ないかも。ガヤのバルバレスコに押されるようなラインナップで’98のルイジ・スカヴィーノに’94のドメニコ・クレリコ、そしてこのガヤの買収したグロミスの’91の3種しか選択肢がないのは残念ですが だからこそこの3種の中からのお勧めと言うお言葉も頂易かったかも?
ちなみにこの’91、西村さんからオファーをいただいた時は”スペルス”だと聞いたつもりでしたが このグロミスのもので。僅か6本の在庫になりましたが、まあそうだよね スペルスだとお得すぎる価格だったですし。
そして最後の1本ではありましたが、この3種からはもっとも僕のカウンターらしい銘柄で。恐らくは、色調の薄さをご指摘いただいたので お好みはもっとパワフルなものだったかとも思われます。
ただ、これからも20年は間違えなく美しき熟成の時を刻む 上質なネッビオーロ 飲み頃に入り始めた段階の’91かとも思われますが そう考えると顧客のお好みからするとクレリコをお勧めすべきだったかな・・・・・。
               Sommelier R.Imamura