Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュの大物

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日本中が雨なので仕方ないのですが、それにしても。郷里の広島が、とても心配ですが 京都も近隣の山手は一応の避難指示が出まくっております。これが来週後半まで続いてしまうのなら とても嫌な予感ですが 判断は難し過ぎるかと。川沿いの方は、兎に角 ホテルさんにでも数日のお盆休みをとらはった方が。

そして、今回はシャンパーニュの大物が。

一点はご依頼としてなのですが、銘柄としても最高峰の クリュッグの クロ ダンボネイ。兎に角、高額です。そして、球数が無い。どうやら、最安値の正規代理店を通しては京都では3本しかなかったらしい。その3本ともに あちらさんのバーのようで まあ 格の違いを見せつけられるようにも?ですが、まあ 仕方ない。僕自身もヴィンテージ'98のこの銘柄を たった一度だけの抜栓の機会が得られたのみですので。また、ワイン商からもオファーは無かった訳ではないですが 何せ高額なので おいそれとは。ただ、このタイミングが合っていれば 悩ましさも無くビジネスにも繋がったかもしれません。チャンスと確率の問題でしょうが、まま 取り敢えず致し方ないので お恥ずかしながらの ネットにて。何分、期限が有られ それも1週間も無く ボーダー柄の思惑も有られ 横流しで 僅かながらも手間とリスクを。まま、長いお付き合いの顧客の方なので 正にお力になれるのでしたら!の一言でしか有りません。勿論、信頼関係もお互いに持ち合わせての前提のお話ですが。とは言え、このシャンパーニュの業界には踊らされてしまうな。兎に角。まま、とは言え 個人的にも酒類の中で 最も美味なものが 熟成したシャンパーニュだと思われるので 平伏すしかないのですが。

また、画像のシャンパーニュは 店舗用の入荷分。ヴィンテージ'83の テタンジェの コントのロゼ。オールドになれば その存在すら中々なのですが しかもロゼなので これまた希少な逸品です。これも'83ですが。

ヴィンテージ'82の ゴッセの 聞き慣れないキュヴェ。こちらもお恥ずかしながら、抜栓経験のないもので。名称もエチケットからしっかりと拾わなければ覚えていないくらいなのですが、ここのところ嫁入りが続いているヴィンテージなので シャンパーニュも持っていたいのも。

Sommelier R.Imamura