Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'02'94'90'86

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本日は、朝帰り。久々にしっかりと飲んでしまいましたが、やはり半年のブランクは大きく 正直酔ってしまって。情けない限りですが、まま やはり取り返すには多少のお時間も必要かと。

ですので、今日のノルマは完全にお休みにて。その代わりに今年初のベランダプールにて日光浴を少し。そして、テスト期間中にて早帰りの次男にキャッチボールに誘われて少しだけ。明らかに投球スピードは上がっており 弱小野球部ではあると思いますが練習は結果を得ているかと。体力と集中力が気になりますが。

その後のこちらも久々の激しい夕立に庭の植物は喜んだかな?風が気持ち良いです。

で 昨夜の久々の極上は

・Orpale Grand Cru Blanc de Blancs Brut'02

・Louis Roederer Brut'90

・Kistler Sonoma Corst Pinot Noir'94

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かなり久々のムッシュからのお電話に少し意外でしたが このコロナ禍にご自身のお体を気になされるのも無理は無いかと。何と4人目もこの間に産まれておられたようで 早いものです。あの愛らしいお子さん方も順調にご成長されているようで 楽しみです。いつかまたの機会が有ることを。

完全にマスク飲みを実践されておられるお姿にも嘗ての彼からは想像し難いものでしたが、ままグラスを運ばれる際にのみ。僕はアクリル板越しに きっちりと16:30から20:00まで。

オルパーレのブラン ド ブラン。こちらの方は、兎に角選択肢のチョイスをあたえていただけるので この以前の仕入れでしたがテイスティングが叶っていなかった銘柄の抜栓が叶うのです。勿論、以前の失敗を繰り返さない為にも あまり後のことを考えずに有る程度のヴォリュームを持たせた銘柄からのスタートをしなければの。偉大なヴィンテージですが、少し若さが残るかな?でしたが、そう今回はお料理もご準備していたのですが どうも結局必要無かったようなので。とは言え そんな間髪が無かったように積もる話が有りすぎて それどころでも無かったのかも?です。

ぐっと飲み頃を意識した ルイ ロデレール、ヴィンテージ'90は 明らかに先のボトルとは異なる琥珀色の美しさに 柔らかい飲み口は ほっとさせられる味わいです。ここでグラスが進んでしまうのも無理はない。

お時間は迫るものの赤ワインも。ヴィンテージ'94の これまた希少な キスラーのピノ ノワール。と言いたいところなのですが 多少は酔っていたとは言え 硬さが残る そうだな 25年ほどの熟成とは言え ややペースがぐっと落ちてしまいました。素晴らしいボトルですが この方にはもっと何時ものように熟れた ヴィンテージのブルゴーニュか ボルドーだったかな?と思わずでしたが 律儀にも お時間切れにお席を。

出来ましたら 限られたお時間です これを機にまたまたのご縁を心より。

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そして、その後は お恥ずかしくも ソファーで失念してしまい。起こされたのは、携帯のお電話に またまたのご依頼が。深夜になりかけておりましたが、丁度良いものの ご所望は ヴィンテージ'86の白ワインを。はあ、流石だな 昨夜のヴィンテージ'82の次は'86の白となると 今度はブルゴーニュですよ。偉大なヴィンテージは続きますが 造り手としては ややマイナーなものの 希少なピュリニーに。とは言え 此処まではご依頼のヴィンテージは全て手持ちは有りましたが 次に白ワインの'86となると難しくなります。意識をしなければ!ありがとうございます。

Sommelier R.Imamura