Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

致命傷

本日も ノルマを果たすべくの リハビリです。毎日毎日、同じルートをこの期間は歩いておりますので、様々な お顔馴染みの方々も見えて参りますが丁度お昼休みの方は ちゃんとお仕事を継続されている方で。リハビリと言う名目が、ほんの少しは有りますので 気持ちを継続しておりますが ええおっさんが3ヶ月も 仕事しないのは本当に良くない。でも、動けない葛藤と・・・・・

で もうひとつの気掛かりは

まあ、感染をしていないので メディアの情報でしかないのですが コロナの後遺症はとても気になります。命に関わることが、僕も高血圧や 術後と言う事もあり最大の問題ですが 合わせて 一応僕も ソムリエですので 嗅覚・味覚を奪われると言うのは 職業的にも致命傷かと。

これはねぇ、抜栓時のコルクの香りに違和感を感じられるかが 最も大切かと思われますが、その後のグラスから立ち上がるアロマと その後の飲み込む行為の際の残り香のブーケの3段階ですが まま兎に角ファーストインプレッションが最重要ですが、これが感じ取れないと健全なワインかどうかを判断出来ません。まま、その能力に?が つくと看板に問題が。

勿論、これは シェフ や パティシエなども同様でしょうが 特にその繊細な要素としても ソムリエと言う職業も大変かな。更に 熟成して一際 ティピィカルな個性を放つヴィンテージワインには それ相応の経験のある 扱い手の存在が必要なだけに。

困った感染症だな

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画像は、昨年の投稿をしていたもののようで。先月の抜栓のアムルーズでしたが、昨年も抜栓していたんだな。ヴィンテージは'83でしたが。中々、ヴォギュエの熟成も見つかり難くなりました。

Sommelier R.Imamura