Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’90’83’60

本日のお昼間もジムの後に打ち合わせに。中々シビアな内容を叩き付けられえたような気もいたしますが、折角なので こちら側の内容に関しては楽しみながら取り組める要素も。うーん、手に余る内容のことを考えているのも事実かもしれないけど・・・・。
で昨夜のこれまた貴重なブルゴーニュとイタリアを
・Chambolle Musigny Les Amoureuses’90Lou Dumont
・Corton Charlemagne’60 Louis Jado
・Dolcetto d’Alba’83 Gaja

鳴かず飛ばずの前半でしたが、後半に何時ものご常連さんの。
先月のご利用はなかったな・・・、どうやら辿り着かれなかったようですが つぶやき の内容で彼には全てお見通しのような。まま、完全には解らないようにも何となくご理解有られる方々には想像をしていただければ!そんな思いも込めた内容だけに。
うーん、先月末のフライングして使用したグロフィエのアムルーズをご所望とは。やはり、そんな目の付け所なのでしょうが 使ってしまったものは仕方ない。思わず’94と言ってしまいましたが、やはり男性同士でヴォギュエのアムルーズハないかな?懐かしいリュー・デュモンのアムルーズの’90はこれが最後の手持ちでもありました。お買い得な’90の恋人たちでしたが、やや行きつき先としては想定外ではあったものの ままこれもまた 有りでしょうか。やや、アムルーズにしては ぼったりとしたスタイルながらも 仲田さんの選んだ上質なブルゴーニュの逸品で。
先の方もそうでしたが、今宵は お化けの強制も有られた皆様方で。こちらは”ジバニャン”スタイルで一目で解る着ぐるみでしたが 巫女さんと ジバニャンか・・・・・。
ワインは、これまた 異常のような’60の白髭ですが 予想通りのブランディーの香りも放ちながらの。作柄的にも やや難しいヴィンテージながらも トロリと滴るシャルドネの完熟で。
中々、希少なノスタルジーですが そう言えば 思い出したのが先のアムルーズを飲まれたムッシュが過去に僕のカウンターでお飲みいただいた’60のルイ・ラトゥールのモンラッシェを。何となく奇遇な気もいたしましたが ワインの世界はこんなことでも繋がる世界観かな。
〆は赤も呑み込まれ。ガヤのドルチェットも珍しいボトルで しかも熟成を。先に’60を呑み込んだだけに個人的には’83は意外に若く感じられたのは気のせいかな?もちろん、彼特有の華やかなスミレの香りはドルチェットでも健在ですが。
いずれにしても、順調に特集のワインをお楽しみいただけるのは 有り難い限りです。

               Sommelier R.Imamura