Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

南イタリア'99

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本日のお昼間も愛犬と伏見稲荷へ。

でしたが、iPadへ送られる店内のカメラの不具合が3台とも発生すると嫌な予感は ひしひしと。

店舗には、少しだけ早く出向いたものの やはりエレベーターホールの照明も落ちていたので 工務店の担当者に。現段階では、未だ復旧出来ず また新たな部分の電灯が付かなくなっておりますので 根本的に。動力は動いているので店舗のメインの大型ウォークインワインセラーは稼働しているのですが食材等の冷蔵庫などが じわりじわりと温度を上げております。頑張ってくれておりますが、復旧しない限り今宵の営業は?です。奇しくも宵山ですが、良いのか悪いのか今年は。

で 昨夜の こちらも東京からの

・Enrico Serafino Metodo Tradizionale Classico'01

・Fiano de Avellino Campanaro'99 Feudi di San Gregorio

東京の感染状況は非常に気掛かりですが、まま 大阪でも その状況は進んでいる段階なのでしょうか?旅行のキャンペーンについても 反応としては意見は難しいかな?当然僕のカウンターでも遠方からの顧客のウェイトは低くはないので。

完全に気を抜いておりましたが、お越しのムッシュも久々で。美食家の印象ですが、今宵も嘗ての同僚の料理人さんをお待ちになられ。

泡にて ゆっくりとでしたが 結局1時間は待たれたかな?合流された料理人さんへのグラス1杯は辛うじて残る段階まで飲み込まれることに。ここもイタリアン スパークリングのヴィンテージ'01で お次の白ワインへの伏線へと。

選択肢は、ブルゴーニュボルドーの白の辛口を含めたのですが 残り数本の この南イタリアのフィアーノを個人的にはお勧めすることに。先日もテイスティング済みなので、当然お好みのスタイルだろう?との思惑も込めての抜栓に。明らかに 濃密な色調の21年熟成のサングレゴリオは今回も安定の トロける味わいで。シャルドネほどの果実味では無いですが 何処かしらのボルドーブランにも近く まま 近しいのはローヌのような。

相変わらず様々な 食材や調理法にもご興味を持たれ やはりこのように 一流の料理人さんとの会話を肴にと言う感じでしょうか。

〆のカミュのコニャックも ゆるりと飲み干され お時間が気になられる料理人を他所目に4:00を過ぎられました。ありがとうございます。

Sommelier R.Imamura