Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブショネ・・・・

本日のお昼間も 週末の愛犬のお散歩に。次男を引き連れて お日様の暖かさにTシャツが気持ちよく。多少の風の冷たさは 有るものの この時期は花粉の症状がなければ最高の季節です。
で 昨夜の 辛うじての週末の晩は
・Cote Rotie’96 Rene Rostaing
・Chambolle Musigny 1er’95 Daniel Moine Hudelot

まだまだ4月の苦戦は 続きますが 終盤にかけてのゲストのお越しに辛うじて。
久々の祇園町のお姉さんでしたが、今夜は老舗のママさんのご不幸に 他店さんのお姉さん方は一様にでしたが こちらはご関係は無かったようで。
入れ替わりでのお越しのムッシュは、先の件で 今宵は振られてしまったようですが まま偶には 男二人での赤ワインを。
ローヌの赤もまだ季節的には辛うじての印象で それもまた よろしいかと。
ですが、これが久々の 結果的にはブショネで。抜栓時に コルクからは 気に為る香りが立ち上がることをお伝えしてからのテイスティングを ご一緒に。味わい的には 問題は無いように思われ。ご了承もいただけていたので そのまま。ですが、うーん、お恥ずかしながらなのですが中盤から やはり難しい味わいに成りはじめ。確かに やはり ファースト・インプレッションは大切なことが改めて。何とも 年をとったかなあ?の晩にも思われました、味覚のピークは27歳とは言いますが・・・・・。
ですので代替えは ブルゴーニュに。ヴィンテージは’95の贅沢なシャンボール・ミュジニのプルミエ・クリュは 今回の仕入れでテイスティングを欲していたもので。以前の活躍の 同じ造り手の 同じヴィンテージの村名が非常に印象も良く 今回は お値段は 当然ですが プルミエ・クリュですので期待も。
ふーん、明らかに健全なピノ・ノワールの香りの鮮烈さに 深夜のおっさんふたりでしたが いずれにしても当たり前ですが健全なワインの持つ 幸せな姿に今宵は気持ちよく 店舗のソファーに 崩れ落ちたのも頷けます・・・・。
偶には、こんなトラブルもまた 必要悪なのかもしれません?
Sommelier R.Imamura