Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’04’95

休日も慌ただしく。しかも車の渋滞が醜く、苛立ちも募る 日曜日かと。雨の影響もありましたが、最終的には テニスはキャンセルで 次男と お風呂に 気持ちよく 浸かりすぎて 目的に 食材を仕入れるつもりでしたが 営業時間を 過ぎており・・・・。時間的観念が 崩壊しているのも 昼夜逆転生活をする 深夜帯の 店舗従事者の問題点かな・・・・・。
で 先週末の やはり ブルゴーニュ
・Morey Saint Denis'04 Dujac
・Hautes Cotes de Beaune'95 Jayer Gilles

東京からのムッシュも 前回のご利用時に この晩のご利用を名言されていたので。お連れのマダムが 田舎に帰られていたのが意外なご報告でしたが そうですね、10数年過ごされた大都会にも もう未練もないでしょうから。そして この日は 夏の貴重な鮎を目いっぱい食されていたようで 来られるなりに もう飲めない!なるお言葉でもありましたが 結局は やはりのブルゴーニュを。
色々と お飲みいただいた方でもあり ご自宅でも 様々な ボトルを の方ではあるので 大分ワイン熱も冷めてこられた ご様子も・・・・・。
以前は 本数もご予算も でしたが 最近は。ただただ、それでも実際には かなりの値切り交渉も 厳しいものですが 世間の状況も考えると です。
この村の最上の造り手の ひとりのデュジャック。個人的にも ひょっとしたら 特別な2つのドメーヌを除けば 最もな立ち位置かもしれません。
'04の これでも もう希少なヴィンテージかと思われます。正規で購入して 大切に熟成させていたのだから。若さは当然ですが '04は 熟れた果実味が現れる 飲み込むにも 近づきやすい 楽しいヴィンテージで 村名のモレ・サン・ドニだからこその さくらんぼの 淡い甘みが。
深夜にお越しの お二人も このメンバーでは 久々で。ムッシュは 今月も 有りがたい限りの存在ですが 今宵も白で。
ケースで 大切に使用していた ジャイエ・ジルのオート・コート・ド・ボーヌ。白の'95の珠玉の造り手のものも やはり希少な状態かと。ましてや この偉大なヴィンテージの'95は いい感じ と言う言い回しが軽いかもしれませんが 正にそんな感じの 酸が溶け込んで ひねた味わいとは無縁のシャルドネのお手本のような。
ゆっくりと流れる時間を レコードを何枚も替えさせていただく 深夜になりましたが。
Sommelier R.Imamura