Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはりご常連さんが

本日のお昼間は、次男の幼稚園のお迎えの前の短時間で久々にトライアンフのエンジンをキックして。何のことは無い、銀行への入金でしたがやはり夏場は汗だくでもありますが調子は空冷だけにやや芳しくなく・・・・。’66年産まれの鉄の塊だけにそんなこともあるか。
でその後は次男をお迎えでしたが我が家の男衆は、全員脱皮を施しております。まま、連休に急激に焼いてしまったことも有り僕は特に顔面と背中はもうずるずると。長男はもう既に真っ黒でしたのでそれほどでもないのですが、次男は今度は皮が剥けるのが痛いようでまたまた涙目に。それでも、真っ白だった次男も今回で中々精悍なクロンボに変身しております。
で昨夜のやはりご常連さんの動きが有難い晩で
・Lanson Gold Label’96
・Nuits St Georges Les Bnudots’90 Georges Noellat
・Charmes Chambertin’92 Dujac
こちらのマダムも久々のご利用でしたね、どうやら玄関周りの呼び込みのおじさんにやや失礼な言葉を。聞こえないように言ったとは言え、嫌な思いをさせてしまい申し訳ないです。こちらのマダムだけでは無く他の女性のゲストの方々にもご迷惑をお掛けしている可能性もあるだけにテナントの問題は相変わらず山積みです・・・・。
ランソンの’96ゴールド・ラベルは、今宵も溌剌さと滑らかさを贅沢に。遅めのアペリティフにフル・ボトルは何時もながら粋なムッシュです。
後半の祇園町らしさは時節柄艶やかで。祇園祭もクライマックスは終わりましたが、浴衣のお姉さん方が。ですが20歳か、やや着こなしにも様々なお姿も。
ジョルジュ・ノエラのブド’90は、リコルクながらも綺麗な熟成感を施されております。ここも由緒正しき生産者だけに’90でのリコルクの真意を知りたい気も致しますが。
〆はブルゴーニュの最愛のドメーヌのひとつのデュジャックを。難しいヴィンテージの’92ながらもそこはグラン・クリュであり上質な造り手の彼らの手にかかれば。一体どこがシャルムなのか解らないくらい濃密でふくよかなブルゴーニュ。この1本は、よく言われるデュジャック香と言うよりも果実の味わいの強さに心魅かれる。

                        Sommelier R.Imamura