Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’89’89’85’83

本日のお昼間は、遠回りを意図してトライアンフのエンジンを久しぶりに。歩いても5分もかからない距離ですが銀行に振込に。月末が迫りますが、2月も1月同様に強烈に資金繰りが切迫ですが取り敢えずかき集めた現金でワインの業者さんにはお支払いを済ませました・・・・。
それにしても、浪速酒造はあかんな。デクラッセではなく、格上げしているとは!モラルを持ち続けなければ、僕自身も改めて。
で昨夜のブルゴーニュとロワールは
・Latricieres Chambertin’83 Louis Remy
・Maranges Premier Cru’89 Joseph Drouhin
・Sancerre Coulee de Silex’85 Gitton Pere & Fils
・Pouilly Fume Clos Joanne d’orion’89 Gitton Pere & Fils
ホテルのコンシェルジュさんから、営業の確認のお電話をいただいていたので可能性も感じておりましたが やはり有難い限りです。ただただ、ご確認はしばしば無いことはないのですが最終的のお越しにまで至らないことも沢山あり これもこれで仕方ないことかな。
昨夜は九州からで生業の為、本日は東京から京都に。深夜にもお電話がなられており、信頼関係の深さも感じ得ました。
奥様にブルゴーニュの熟成を!そんな機会で、選択されたのは熟成したボトルをリリースするルイ・レミーで。腐っても鯛ではないですが、やはり可能な限りの特級畑を選ぶべきで。少しづつ複雑なブーケを放ち始める’83ですが、何時もは白ワインが多いようで期待に応えられた1本であれば幸いです。
結局、グラスのところがボトルになりましたドルーアンのマランジェのプルミエ。このクラスがグラスで対応可能なのも美味しいところですが、飲み口が良いだけにぐいぐいと。そこも狙いでもありまますが・・・・。
香りに沢山のブーケはないもののピュアな果実味とバランスの取れたブルゴーニュとして愛らしい1本で。
インフルエンザ明けのムッシュでしたが、お支払いも兼ねたお越しでロワールを。優良な造り手のジットンですが、正直ここまで熟成したロワールの辛口は初体験だったかな?
残念ながらこの’85は、美味しくのめる段階を超えておりました。飲み続けても楽しくない、これは致し方ない。でリベンジの’89のフュメは、憂いを払う味わいで。
ソーヴィニヨン・ブランの軽やかさが魅力のこのエリアのワインですが、どうしてもシレックスと言う響きには期待はしてしまいます。ただ、残された手持ちで’80があるのがやや怖いな・・・・。
余韻に甘味が綺麗に残ること、果実酒として大切なことかと。余韻にピーマンのような味わいが残るものは、やはり問題が。ただ、もちろんゲストには必要なことですが無償で勉強をお互いに。
まま、後半はお互いに酔っていましたけどね。
                         Sommelier R.Imamura