Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ NV’94’78’73

本日のお昼間は、月1の散髪に。開店のご報告も 散髪屋さんのマスターにはしなければいけない 兼ね合いも感じておりましたので。
こちらも久々のトライアンフのエンジンを蹴り上げて 雨の降る前に 気持ちよく風を切って。この 書き込み 中には 店舗の窓からきつめの雨の様子が見て取れるので 最近は どうやら雨男かな?
で昨夜の これまたすばらしき久々のDRCも
・Jacques Selosse Substance
・Meursault'78 Joseph Drouhin
・La Tache'73 Domaine de la Romanee Conti
・Chateau de Fargues'94 Lur Saluce Sauternes

福井からのご常連さんは 前日に 大量の甘エビを配送してくれて。先日の 🍒もそうですが、お心使いに感謝です🍒は施工業者さんに おすそ分けして 今回の甘エビは ご近所にも 沢山。
そんな 男気でしょうか 移転後も 直ぐにご利用でいただけ これまた。
前半からの 開放的な空間にも 舌鼓を打たれながらの セロスのシュブスタンスから。ノンヴィンテージながらも彼の最高峰のキュヴェでも有り。多少当たり外れが 有るような気も致しますが 今回のデゴルジュは、2011年の10月ですので 熟成感も出始めて。濃い照りも こちらにも 健在です。ソレラ システムの希少な1本。
温野菜のバニャカウダに合わせてではないですが 白は 村名のムルソーで。ですが、ここも'78ですので 侮るなかれ。外観の色調から選ばれましたが 村名だからこその 酸化のニュアンスかな?
トロトロの表現で。ムッシュ曰く 驚くほど ワインの好みが 嘗て僕が予感した通りに はっきりと変わられたようで。赤が ボルドーから ブルゴーニュに。古酒に関しても 赤だけでなく 白や シャンパーニュまで。
そして、赤は 今回まで知りませんでした。マダムが 僕と同い年だったとは。当然のように'73を お勧めするのですが 最近は '73の手持ちも限られてきており。まま、それでも 5種くらいは。ただただ、なかなかの厳つい銘柄が並ぶ 選び難さも。結局、値交渉の末に大切なロマネコンティの弟に。完璧なコルクの状態が、見て取れましたが 抜栓は 中々の手強さも。味わいの段階としては 嘗ての経験からして 明らかに 数年前からは 大分力は落としつつ。ただ、古酒好きの私どもには 儚げながらも ノスタルジィも大切な要素で。
〆のシガーの紫煙と こちらもイケムの弟分に合わせて カウンターから ソファーへと お席を移しての 夜景を 眺めながらの 3人での 優雅な 一時で。チェスターフィールドのソファーは こんな時を想定すると 3人掛けで正解だったな!お邪魔かもしれませんが。
何時もながら ありがとうございます!
Sommelier R.Imamura