Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Petit Yquem

本日のお昼間は、なんの気なしにテレビを見ていたのですがお笑い芸人の方にその筋の有識者の方がレクチャーし その後直ぐに日本在住の中国方に講義する内容で。知的財産や尖閣諸島が内容で中々厳しいテーマに汗だくの討論になられていましたが南京虐殺や中国の歴史などについても知らないことが多く、興味深く見入ってしまいました。どこまでが正しいのかは解りませんが、自身の主張をはっきりとすることは改めて大切かと。色んな番組がありますが・・・・・。
で昨夜のプティ・イケムは
・Chateau de Fargues’94 Lur Saluce Sauternes

8月も終わります、何とか何とかのお支払いになりましたが売掛などの関係で予定する形でお給料が自分に払えなかった・・・・・。2ヶ月続いて遅れてしまい、家族には申し訳ないけど。
8月もゴージャスな銘柄が何本か見当たりましたが、トータルでは芳しくないな・・・・。9月も引き続き頑張らなければ!ご支援いただければ幸いです。
そして昨夜の月末の週末の晩は、天気予報も全くの外れでしたが僕のカウンターも当りではなかったな。
中盤から気を使って起こしいただいたワイン商の彼も大分酔われていたような気がいたしますが折角なので色々とテイスティングしてもらえるアイテムが抜栓されていましたし。ほとんどが口をつける程度だったようですが、結局新たに口開けしたソーテルヌで僕は紫煙をあげさせていただき。
ソーテルヌの貴腐の最高峰のシャトー・ディケムの元の所有者のリュル・サリュース伯爵。特別なヴィンテージを幾つもリリースした彼ですが、今は関与する限りで所有権は別に。そんな中でもこのシャトーは未だに仕込んでおられるこのイケムをややサイズ・ダウンしたような上質な貴腐ワイン。’94はその中でも小ぢんまりしたヴィンテージでもあるかと思いますが、流石の濃縮感です。琥珀色に熟成した甘美な甘口ワインは、ゆっくりと流れる深夜の時間帯には最適な寄り添いを。贅沢なハーフ・ボトルかと。
    Sommelier R.Imamura