Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Chateau d'Yquem'66

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本日は、ランニングを。久々に飲み過ぎて 喫い過ぎた昨夜でしたが暑さで目が覚めて。まあ、もうすぐ5月ですので そんなものかな?まま取りあえずノルマは果たして。

で 昨夜の 久々の貴腐の最高峰は

・Pommard Grands Epenots’03 Frederic Magnien

・Cabernnet Sauvignon’97 Robert Mondavi

・Chateau de Fargues’94 Lur Saluce

・Chateau d’Yquem’66 Lur Saluce

祇園町の四条商店街さんが、市長に。どうやら ラブホテルなるものが?毎日通っていますが 四条通に面したところに?ほんとかな?まあ、仕方ないかな 実際には風俗店もありますので 路地ですが。京都市の破綻を招いた市長にお願いしたところで?のような・・・・・。

お電話では、時間が限られている!とのことでしたが、いやいやお会計は1:40でしたが。まま、久々に 極上の堪能が出来ましたので これまた感謝です。

色々なあ、勿論考えさせられます。前回はブルゴーニュにお好みが変わられていた。しかも、今回は リクエストの仕方も意味不明で 結局 まずはハーフでブルゴーニュとナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを。意外にもフレデリック・マニャンの’03のコルクが折れると言う 切ない流れから ロバート・モンダヴィの’97のこれまた予想以上の熟成の進み具合に しっかりめと言う思惑もズレてしまうような?まま、味わい的には どちらも美味なのですが 他愛もない会話の流れで、お好みは変わられていなかったことにも。

どうやら他所様にて、イケムのヴィンテージ’81’75をご購入されていたようで 前回のブルゴーニュの抜栓にセールスを逸しておりましたが’66に食いつかれ。

これなあ、まあ他社さんのイケムのリストを拝見したのですが ワイン商のもですが1800年代後半からの豪華なリストですが、まあレストラン価格と言いますか 一般の方にはこれが現実なのでしょうが そこを見つめると今回の’66のご提示価格はお買い得に感じられるでしょう。しかも同一の’66は無く その下に’67が。これねえ、まま一般的には響きは’66が良く聞こえますが イケムとなると’67は また別格の優良年なのでね、中々の数字が躍っておりました。とは言え、この’66も 当然ながら素晴らしい熟成を経ており この手のコレクターの方には しっかりと熟れていないと目に留めてはいただけないのも現実で。色調だけは 弟分のファルグも’94とは言え熟れていたものの やはり味わいは遥か彼方の違いを。比較って大切な行為なのですが、今回は何だか可哀そうな?そんな思いも。

結局、当初のおそらくの思惑とは異なる展開ではありましたが 理事長は珍しくお手洗いに占拠され お連れの教授とソファーで今宵2本目の紫煙をお互いに上げる次第で。先日仕入れた葉巻も一気に4本が焼けていきました。まま、イケムを飲むのに葉巻の無い晩など。

とは言え、非常に助かりました。この晩の数字は、久々の纏まったものになりましたので。まま、そんなことも?と野心的に仕入れていた 貴腐ワインの最高峰なのだから。

ちなみに これにより またまた一応オファーとして イケムのオールドを。本音は’20年代なんかもありましたが、これは ご提供価格が桁がかわってしまう・・・・ので 作柄時には 賛否ではあるもののの ’65’62を。手に入れば8月の予定のようです。無事 鹿児島にも戻られましたかね?またまた、ご機会を。

Sommelier R.Imamura

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