Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’01’98’89

休日は あらかたの大きなお買い物を済ますように。新しい店舗に使用する ものとして大きな物でコストも やや大きめのものを 解決することに。来月のカードの請求書の額が恐怖ですが、色々な意味での初期投資が為されるのは致し方ないかな・・・・・。
そして今日は久々にトライアンフにも。この移転準備期間中は、週に4日はシトロエンを動かすことになっており 2輪にはジム通いのベスパばかりでしたので。夏日の中、川端通りを現状の店舗方面に向かい その後は四条通から東大路へと。後1週間を残すのみとなりました、ままお店が完全になくなる訳ではないのですが やや感傷的にもならざる負えないのも本音でしょうか?だって、本当にこの13年間で 中々のワインを抜栓させていただいてきましたから。
ぜひぜひ、今週中に 皆様の僅かなお時間でもいただければ幸いです。
で先週末の やはりドクターの晩は
・Chardonnay’98 Planeta
・Volnay’89 Louis Latour
・Chateau Beychevelle’01 St Julien

前半からこちらも久々のドクターは、今宵はお一人で。何時もでしたら、奥様とご一緒なのですが ままお仕事の状況も有られるでしょうし。
思い返せば、若干かもしれませんが お二人のご結婚への 矢を放つことにもなっていたかもしれない現店舗です。こちらも感傷にもひたる部分でもありますが 何よりもハーランの数々のヴィンテージを扱わせていただくことになる切っ掛けはお二人に尽きるかと!
シチリアのワイン!とのことでしたので、結局はこれしか手持ちが無かった・・・・。自宅地下には、もう幾つかは有ったかと思われますが その中でも断トツの興味深さかもしれません のプラネタの’98で。暑いエリアだけに、ややぼったりの 味わいのシャルドネだな。そんな印象ながらも、果実のパワーは全く失われることなど!の太陽微笑む 正にイタリアらしい。
普段は、カリフォルニアを必ずなのですが 実はご主人はブルゴーニュを。なので、当然ですが 今宵は。セラーの一点から 顔を出していたような?そんな、流れでお勧めする形のルイ・ラトゥールのヴォルネイ’89を。相変わらずのの安定感に、華やか過ぎず 出過ぎない そんなスタイルのこの赤ワインは 奥様が今宵おられない男同士で飲む晩には 最適な1本かも?
夏の’94を楽しみにしております。
こちらも今宵も両手に華?のドクターで。やや、僕自身も酔いが隠せない状況でもありましたが さっくりと。それにしてもお連れになられる 女性でボルドーブルゴーニュや モーゼルなどに使い分けられるのは その法則を 解るようで僕には いまいち解りかねます。
’01の4級の優良なシャトーは、お買い得で仕入れたのは何年前だろう。何時も何時も機会を、考えておりましたが。
解り易い 豊満なスタイルのカベルネ・ソーヴィニヨンに この辺辺りから明らかにボルドーも変わっていっている。クラシックなスタイルとは一線を?ですが、この若さも しっかりめの夜には良き味わいかと。でも、これでも既に14年の熟成か・・・・・。後2本の手持ちがあった筈ですが。

             Sommelier R.Imamura