Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連休いただいきました


連休をいただきました、土曜日の祝日なのに休んではいけなかったのですが確かにお電話もあり・・。
ですが、こんな機会なので甘えさせていただき家族サービスと10年来のお客様のお誘いに。冬の福井に解禁された蟹をご馳走いただけ。
シトロエンで爆走の3時間でしたが、流石に京都方面の車列はえげつない長さでしたが・・・・。
ホテルもお取りいただき温泉にゆっくりと浸からせていただけ、子供たちもはしゃぎまくりで。
いきなりの蟹は雄雌2杯づついただけ、堪能いたしました!添えられたシャンパーニュもルイーズ’89にロデレールのロゼ’94と至れり尽せりで。僕のお持ちしたジャドのムルソー’82も素晴らしかったのですがやっぱりシャンパーニュだな。
長男も色々なお寿司のネタにもチャレンジさせていただき、次男は相変わらずマグロづくしで14カンも。女の子に間違われていた次男でしたが、皆様にも可愛がっていただき このご恩は決して忘れません。有難うございます。
日曜の午前中には念願の福井の恐竜博物館にも足を伸ばせて、楽しい楽しい2日間でした。有難うございます。それにしても海沿いの日没の綺麗なこと。
で先週末の金曜の晩は
・Volnay’85 Antonin Rodet
・Chateau Pontet Canet’85 Pauillac

ヌーヴォー、今年は流石に残ってしまいそうだな・・・・。そんな流れの展開ですが、これも何時ものスタイルがあるだけに致し方ないかな。
そしてお越しのドクターは、数年前に解禁の晩に部下のドクターを引き連れて僕と確か7名で解禁の晩に3、000mlを飲み干した方が。今年は新酒をいただかれたそうで僕のカウンターとはいかなかったそうですが、今宵は何時もよりはアダルトなドクターを引き連れて。
やや愚痴があるとすれば”10年前はよく来てたんだよ”と言うドクターも含まれておられましたが、この手の方ほど僕には記憶がないんだよな・・・・。そしてこの手の方ほど、やや心無いお言葉をいただく機会が多いんだよな・・・。最近はないんだけど、久々に。
そして何時ものドクターにはご迷惑をお掛けするわけにもいかないので平常心で。’85のボルドーブルゴーニュでしたが、個人的には村名ですがやはりブルゴーニュでしたね。
アントナン・ロデの何でもない村名ながらも、流石の’85は伸びやかで優美な甘味が特長だ。もちろん5級ながらも昨今の評価の鰻のぼりなのも頷けるポンテ・カネもほろ苦い甘味も素敵ですが。
何れにしても’85’90は、やはり安心感の美味しさです。

            Sommelier R.Imamura