Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’07’99’76

本日のお昼間もジムに。クリスマスは解るけど、ジムでエクササイズ中に常にクリスマスソングが流れているのも何とも落ち着かない・・・・。解るけど。
で昨夜も少しだけ年末らしさも
・Corton’76 Des Hautes Chapelles
・Satisfaction’07 Celebritycellars
・Gigondas’99 Leroy

前半のご夫婦は久々でした。と言うか奥様とは初めてかな?こんな時は、いち早く察知して!ですが まま余計なことと 煽られてもノーコメントを貫くことが。
いずれにしても奥様も そのあたりのことは重々でしょうから 最初は水入らずでもあるのですが、後半は共通する話題もございますので。
何時もはボルドーが多いのですが、奥様もおられる為 偶にはブルゴーニュも。お値打ちなシャペルですが、それでもグラン・クリュとなればそれはまた別世界の味わいを醸し出すもの。しっかりと熟れた’76は やや香りには ひねた部分も含ませながらも 酸の溶け込んだ繊細なブルゴーニュの1%の特級畑の世界観かと。
久々にお持ち帰りでは無く、マダムとご一緒に。今宵もパワフルなカベルネ・ソーヴィニヨンをお持ちする次第ですが、このサティスファクションはこの晩の為に。3本を衝動買いした最後の1本でしたが、やはり変わらぬがっちり感を。やや、余韻に苦みをおっしゃられましたが タンニンが溶け込む段階までは未だかな?ストーンズのプリント・ボトルも味わいも然ることながら話題性でセールスにも至ったことも有ったので これはこれでありでしょうか。
〆は先日は 却下させていただいた銘柄を目指して。確かにこのマダムが選んだジゴンダスが どのような味わいなのかは興味が沸く。そう僕個人も そんな思いを持ってもう10数年前に購入したのだから。まま、我が家の結婚したヴィンテージだったので それも含めてのコレクションでもあったのですが その間も綺麗に熟成してくれていたことを考えると色々とストックを増やしていたことも きっと良かったのだと。獣よりも華やかな果実主体の香りに包まれており、複雑さはやや穏やかなもののストレートに綺麗なローヌのスタイルは ある種彼女のブルゴーニュ感をまた。
ブルゴーニュ・ルージュの’99とも比較をしたかったのですが 流石に深夜のお二人は今宵は酒量が多すぎたようで・・・・。

                 Sommelier R.Imamura