Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

エッチング・ボトル

本日のお昼間は雨の中ですが、少しだけ買出しに。寒いこの季節の雨の日は外出にも億劫になるものですが 必要なものはいずれにしても。停滞しているときは本当に何も出て行かないのですが、出る時は気が付けばなので。ケチャップみたいなものです・・・・・。
で昨夜のエッチングとNVの熟成は
・Moet et Chandon Brut Imperial
・Zinfandel’12 Clos du Val Napa Valley

連夜のばたばたの極上とはいかないですが、後半に辛うじての晩で。
先日の貸切のワイン会のようなご利用に感謝のムッシュでした、今宵もお連れの皆さんに お勧めを。でしたが、シャンパーニュのノン・ドゼを!で。ですがですが、よくよく考えてみたら 手持ちにドサージュをされていない銘柄はなくなっていた・・・・。
80種以上のシャンパーニュのリストの中にも その手の辛口のものは無く、顧客のムッシュからも意外なお言葉も でしたが。
まま、オールド重視の僕には それでもそれほど古いものでのノン・ドゼ自体は中々ないでしょうから 意識の中にこの手の銘柄がないのも事実かもしれません。
ただ、時としてこんなこともですので 少し考えてもみるべき案件でもあるかな?
そして結果は 何時も通りの際物での ’80年代らしきモエのアンペリアルを。明らかに熟成感も感じられて 通常の現行のノン・ヴィンテージのものとは異なる味わいのものですが ある程度のご理解の有られる方には 面白いものかも。ただ、やはりヴィンテージ表記のない この手のものはセールスに信頼関係なども必要なので やや個人的には 興味を削がれていましたが。事実、一度何本か仕入れてからは次に手が伸びない。ただただ、こい言ったシュチュエーションは偶にあるものなので 手持ちも僅かには持っていたくも昨夜は思いましたが・・・・・。
限られたお時間だけでのご利用でしたが。空き瓶の効果はこんな時にも表れます。クリスマス・シーズンを意識させられる クロ・ド・ヴァルのエッチング・ボトルですが 3本しかいただかなかったものの結果的には残すところ後1本か。中身には多くを語ることもないでしょうが 愛らしいジンファンデルの若いヴィンテージなだけに。
先日のサンタが削られたボトルを見るにつけ このセールスが為されるのですが昨夜は 雪だるまの。そして、後はこのリースのものだけですが まま何方か必要な方は如何でしょうか?
”Happy Holidays”
             Sommelier R.Imamura