ＤＲＣ ’９９

本日は臨時の北海道からの方への営業で。昨夜のカウンターの貸切も、汗だくながらも意味の有る三連休の初日でした。
色々と集中する晩でしたので改めての時間になってしまいますが　終盤の今月の素晴らしき久々のＤＲＣがございましたので。
・Ｖｏｓｎｅ　Ｒｏｍａｎｅｅ　１ｅｒ　Ｃｕｖｅｅ　Ｄｕｖａｕｌｔ　Ｂｌｏｃｈｅｔ’９９　Ｄｏｍａｉｎｅ　ｄｅ　ｌａ　Ｒｏｍａｎｅｅ　Ｃｏｎｔｉ

深夜にお越しのムッシュは何時もながらのお姉さんを伴われて。
同じく特集のトスカーナの逸品をご指定されましたが、バタバタと過ごした今宵は少しだけわがままも。ですが、僕自身はこの今月の特集を忘れるような形で臨んでおりましたので　先方から　ぽろりとおっしゃられるまで　思い浮かべられない　やや酔った状態でも。
’９９ヴィンテージは我が家のマリッジ・ヴィンテージでもありましたので　色々な意味で大切にエージングさせていたものですが　まま結果的に良き嫁入りでもあったかと。
正直、まだまだ彼らの仕込む銘柄としては　若すぎる感は否めない　本来の力は発揮しきれていないもので。その反面も香りの立ち上がりは明らかにショコラの香りが前面に立ち込めるスタイルに　ライバルのマダムの物とはまた異なるスタイルが印象的で。
こう言ったコメントは、賛否もあられるかと思いますが　やはりそのワインが持つ　最大のポテンシャルまで待つのもまた　大切な人生の鍛錬かと・・・・・・。大変だ。
勿論、ゴージャスなブルゴーニュの逸品ではあることは間違えないのですが。
　　　　　　　Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ　Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ