Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’79

本日のお昼間は、次男と一緒に愛犬はなちゃんの散歩に。相変わらず ちっこい次男は小型犬のはなちゃんをリードで繋いでいても中々絵になります。引きずられる様子はないのですが、犬の気持ちとしてはどんなものなのでしょうかね。
また、今朝は非常にエキサイティングな展開のオランダに歓喜も。スペインをこれだけの点差で。何が起こるかは解らないだけに、改めて明日の大一番は楽しみです。
で昨夜の比較は
・Marsannay’98 Joseph Roty
・Pommard Vieilles Vignes’79 Coche Bizouard

6月もあっという間の半分まできてしまい・・・・。相変わらず低調な動きで、今月もこのままでは如何ともしがたい状況です。何とか中盤以降の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
こちらも久々の名古屋からのムッシュは、今宵はピノ・ノワール・ラヴァーを引き連れて。
何時もはご指定は無い方なので、めずらしくではあったのですが リクエストは個人的には有り難い限りかと。
ボランジェの後は、ピノ・ノワールを2種とのことでしたので予め考えさせていただける状況で。
グラス・アイテムでもある、ジョセフ・ロティのマルサネ’98は ここにきて大分酸も穏やかに感じられるザクロ感も。これだけをテイスティングすると、流石優良生産者の裾ものではありますが侮れない!1本かな。
ただ、リコルク物とは言え やはり熟成した銘柄はそのポテンシャルをまざまざと。ひねた感じが全く見られないのは一般にはある意味受けやすくですが、個人的には香りの多彩さにシートを被せてしまうような印象が何時も。ですが、まま安心感と言う意味では間違えなく。ピュアな果実の香りが熟成したヴィンテージには違和感ながらも甘みと酸と渋みのバランスが一体になるこの味わいは素直に受け入れやすい オールド・ヴィンテージへの窓口にもなる逸品かな。

                  Sommelier R.Imamura