Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’94’82

休日は眠れない1日に。予選から素晴らしい組み合わせが目白押しで、深夜から午前中の日本戦まで見続ける始末に。
雨が降るとやはりフィジカルの差が顕著に出てしまうような・・・・。後半のあの流れは正にのような結果で。残り2試合は厳しいような気もしますが、頑張ってほしい!
で先週末の41になってしまった晩は
・Aloxe Corton 1er Blanc’94 Faiveley
・Santenay’82 Chapelle & Fils

出勤途中のアイリッシュパブや居酒屋さんなどは、サッカーの放映を餌にのような張り紙をされており 個人的にも興味深いですが大型スクリーンがあったら完全に仕事は手につかないだろうな・・・・。
これまた週末は完全に止まっておりましたが、久々のムッシュは珍しく職場の皆さんを伴われて。普段はほぼお一人でのお越しなのですが、こんな時は嬉しく思います。きっと前向きなご利用の理由が有ると思われるから。
そんな時は、ご常連さんと言うことや 年下と言うことも有り 数字に甘くなってしまうのは致し方ないのですが しばしのお時間は楽しく。
白1本で終電と言う流れかと思われましたが結局 赤も並べていただけ その世界観も垣間見ていただけたかな?
今月の特集のフェヴレイのプルミエのアロース。’94は残すところ後1本になってしまいましたが、非常に綺麗な熟成感で正に飲み頃かと。行き過ぎていない段階の綺麗な琥珀色の外観も美しく、甘みに溶け込む酸の優雅なスタイルが洗練されております。
訳は有ってないようなものですが、’82を。フェヴレイには劣るかもしれませんが、個人的には安心してお勧めさせていただくシャペルの熟成した逸品。マイナー・アペラシオンながらもサントネイは、おそらく今や避けてはいけないブルゴーニュでも大切な村名かと。先日のコシュ・ビザァールのリコルク物とは明らかに異なるオリジナルの熟成感は多彩な香りの持ち主かと。南のかなり端に位置するこの畑ではありますが、30年の熟成で飲んでみればお解りいただけるピノ・ノワールの妖艶な世界かと。
今夜はドイツとポルトガルか・・・・・。
                       Sommelier R.Imamura