Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

リスト No1

本日のお昼間もジムに。不安定なお天気に、その後の愛犬はなちゃんの散歩までは至りませんでした。
そして今週は、彼女の避妊の手術を予定しております。7か月の彼女ですが、人間の勝手でもありますが病気のリスクも減らせるとのことですので。小さいながらも大変でしょうから、何事もなければ良いのですが。
で昨夜の物思いも
・Veuve Clicquot Brut

相変わらず静かな僕のカウンターでしたが、深夜の男性陣は久々の若き経営者の方で。飲食店を数店舗経営されながらもご自身も店舗にも携わられており バイタリティの有られる愛すべき方なのですが、今宵は調理人さんを引き連れて。
祇園町にも新たな店舗を開業され 順調に動かれておられるようで。
何時もながらの”ヴーヴ”とのことでしたので。
考えてみればこの シャンパーニュを代表するメゾンは、印象としてはモエ・エ・シャンドンと二分するような存在では?
そして 良く良く考えてみれば、毎月の特集のページを除けば グランドリストの中では まずシャンパーニュの見開きのページになるのですが800種以上のワインリストの中でもこの ヴーヴ・クリコのイエローラベルが 1番手に記載されるアイテムです。
そんな意味でも非常に重要な位置にある銘柄でもあるのでは?
勿論、正直僕のカウンターでは シャンパーニュと言えば 特にヴィンテージであり また古酒の味わいがお勧めされるべくで。約90種のシャンパーニュ及びスパークリングのリストの65%はヴィンテージ・シャンパーニュで 飲み頃を意識したものばかりなだけに。
そんな訳で一時は、NVはハウス・シャンパーニュのボランジェにクリュッグ、ジャック・セロスくらいで十分かな?と暴挙にでようとも考えたこともありましたが 冷静に考えれば 当然のように このクリコのイエローラベルやテタンジェにポール・ロジェくらいまでは必要な気もいたします。
その代表格の黄色のこのシャンパーニュは、一般の世間の皆様にも愛される優良な泡もので。
しばし、ワインの銘柄についても再度考えさせられることではありますが。
まま、勿論 このクラスのものは ご自宅で飲まれても しっかりと冷やされていれば 楽しいバブルかと。
              Sommelier R.Imamura