Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

入荷


本日のお昼間は、またまた愛犬はなちゃんのお散歩に。子供たちも今日まではお昼までの小学校でしたが、次男は何処かしら緊張してるのか帰宅後は不安定でしたので僕一人で散歩に。桜も自宅界隈は散り始めており今度は疏水に流れる花びらを楽しめる時期です。まあ、京都全体を見ればまだまだ今週末までは見ごろなのではないでしょうか?
で昨夜はこれまた勢いに乗れない僕のカウンターの典型ですが、閑散と。本当につぶやくことのない晩で。
ですが、昨夜は追い打ちをかけるように納品に そして追加のお願いも。
売れ残っているのでしょうか?今月在庫を見直すと意外に手持ちの少なかったシャンパーニュのもうひとつの代名詞的存在の黄色いラベルのヴーヴ・クリコ、何時もながらあの手この手で特別な商品をリリースされておりますが以前もあったクルーザー・メーカーのリヴァとのダブル・ネームの豪華木箱入りのプレステージのグランダム’98が。感覚がずれているかもしれませんが、高騰する少し寝たシャンパーニュに於いては値ごろ感を感じてしまい纏めた本数で追加をしてしまい・・・・。
まま、優良な造り手の’98ならば使い勝手もあるかと思われます。特にシャンパーニュは。
そして、本日のお昼間に届けられたボルドーは 最近はほんの少し落ち着きも感じられ始めた市場ですが価格と言うよりもたまがなくなってきた感覚も。特にグラスワインにも使えるような格付けシャトーは、かなり厳しいかな?
そんな中での五大シャトーの飲み頃の逸品は、白亜の城のシャトー・マルゴーの’75に2級の段階であったシャトー・ムートン ロートシルト’70に1級に昇格後の’88が。
マルゴーの’75は難しい時代のものですが、リストのバランスも考えて。
ムートンの’70は偉大なヴィンテージでもあり、人気のシャガールの描いた希少なもの。しかもシャトーのリザーブ用にと記載されたRCボトルも懐かしいもので。
’88も当然のように優良なヴィンテージ、特にムートンはヴィンテージには注意を払いたいシャトーですので。
何よりもですが、特筆は3本とも非常に液面のレベルも高く 外観からする状態は完璧に見えるボトルで。エチケットも全て綺麗でシャガールとアンディー・ウォーホルと言うのも素敵かな。

また、本日は入るだけでは無く ご依頼の出荷も。いただいたご予算は非常に難しい価格帯でもありますが、ご自宅で女性が飲まれるものとしては非常に現実的な価格帯でもありましたので。
ムートン絡みで言えば、久々に南フランスのバロナークの’03も含ませていただきました。到着までしばしお待ちください。
                 Sommelier R.Imamura