Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’94’93

祝日の休業をいただきました。ですが、お休みではありながらもバタバタと祇園町界隈のダイレクトメールのポスティングに今月も勤しみました。
雨の祝日ではありましたが、丁度起こしてもらった時間から配り終わるまでの間は ほんの少しだけの雨つぶで 本当に助かりました。その後の 都をどりの差し入れにボランジェをお届けした際は土砂降りで 珍しい晴れ男の我が家の三人ではありましたが。
その後は、次男のお誕生日で7歳になりました。相変わらず おぼこい 限りで、先日の梅小路公園で彼のクラスメートの女の子に遭遇したのですが 可哀そうなことに あだ名が”かわいこちゃん”なる男の子にしては屈辱的な呼ばれ方をしておりましたが まあ確かに親馬鹿ながらも 男の子にしては未だに 可愛いからな・・・・・。仕方ないか。一応、彼も”黙れ!”とやり返していたので良しとしましょう。
で祝前日の晩は
・Chateau Smith Haut Lafitte Blanc’94 Graves
・Vosne Romanee’93 Jean Pierre Mugneret

これまた雨の祝日で、非常に嫌な予感がしておりましたが まま足場の悪い中お越しいただけたゲストに感謝いたします。
奇遇なことに、お越しの方々は 数年前にお越しいただきた だけのような方々ではあったようですが どうやらダイレクトメールをお出しし続けている方々だったようで。勿論、こう言ったことを目論んでの 毎月の作業になるのですが やや苦笑いも含めた展開でもありました。
それにしても、カウンターでは 非常にセクシーな内容の会話が繰り広げられておりましたが やはりこの世代なのですね 最近の若い方々は そんなことは無いものな。
近年、富みに評価を上げるグラーヴの優良シャトー。正直、この時代のものも 特に白は今現在 とてもしっかりと熟成の段階を経ており ソーヴィニヨン・ブラン主体の こくの有る味わいに変化しております。若い頃は、かなりフレッシュな爽やかさを楽しめる銘柄とも思われますが ボルドー・ブランも熟成をする証拠かと。
ブルゴーニュの熟成をご指定されたマダムは、全くと言ってよいほど呑み込んではおられませんで 拍子抜けではありましたが 男性陣は逆に。まま、そのバイタリティが年の功を感じさせられます。
万人受けするであろうヴォーヌ・ロマネの こなれた味わいに 饒舌になられる姿は見て取れます。

                 Sommelier R.Imamura