Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Providence

本日のお昼間は、フロマージュに添える僕のカウンターでは最も大切なアイテムの巣蜂蜜を購入に。店舗に運ぶことも兼ねておりますので、予想通り観光の方の車で川端通りも河原町通りもかなりの混雑で。
花粉症の僕からすると少しでも外には出たくない気持ちでいっぱいですが、関係ない方には気持ち良い季節の到来でしょうか。
で昨夜の臨時営業の祝日は
・Providence Private Reserve’97 Matakan
・Pommard Les Charmots’82 Jean Michelot

金曜の晩を自宅で過ごすことは、ほとんど無いことでしょうが 0:00頃からのご依頼だった昨夜はそれまではゆっくりと。とは言いながらも22:00頃には眠たくなってしまうので店舗の方には出向いておりましたが。
それにしても解ってはおりますが、我が店のテナントビルの玄関周りは 改めて彼ら呼び込みのおじさん達が立つ時間帯は本当に醜い入口だな・・・・・。情けないかぎりですが、こちらの移転でしか解決策は見当たらないです。
そして、お越しの今宵もムッシュはお連れの彼女との人間模様は如何にも・・・・・。
お客様に対しては失礼すぎる物言いの時間帯も有ったかと思われますが、ままそんなお約束でもありましたので。
ニュージーランドに留学されていたと言うマダムのご経験からこの銘柄に決まってしまいました。
おそらくはニュージーランドの最高峰にあたるこの銘柄は、久々でしかも’97ヴィンテージにて。その上プライヴェート・リザーヴですので、もはや市場には皆無に等しいにでは?
意外にもSO2無使用のこの造り手の’97の割には、色合いも丁度の美しさでもあり香りもまた華やかなピノ・ノワールのようなスタイルに驚かされましたが 残念ながらこのボトルが僕の手持ちの最終で。
ちなみに自宅地下セラーには’99のマグナムの同一銘柄が寝かされておりますが、これもまた希少かと。
結局、やはり足りる筈もなく ブルゴーニュも。もう、流れ上 あまり考えてもと思いながらも 逆算したつもりでしたが お恥ずかしながら何を勘違いしたのか10も間違えており。本来は’92のマダムなのですが82を自信満々に抜栓した、勇み足の苦い休日の貸切営業にて・・・・・・。

                     Sommelier R.Imamura