Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’91’89’82’80

本日の出勤後は、準備中に生産者さんが。西村さんがお連れいただき何時もながら感謝の気持ちで。セールス担当の方でローヌでも重要な造り手、しかも面白いことに失礼がないように他の生産者さんのお話はあげなかったのですがかれ自身からローヌの最愛のラヤスの名が出たのも面白かったですが 何よりもブラインドでドンピシャの正解を出されたことが。まま、その銘柄は僕のリストにも載っている銘柄だったので・・・・。ではありますが、それでも中々色々考えてしまい上手くいかないのがブラインドです。流石、元ソムリエさんであり素晴らしい。
ちなみに銘柄はエルミタージュのシャンタルーエット’79の白で。造り手は彼らの過去のもので。
で昨夜の疲れきった晩は
・Morey Saint Denis’97 Louis Jado
・Volnay Clos des Angles’91 Joseph Drouhin
・Chateau Lagrange’99 St Julien
・Pommard Les Charmots’82 Jean Michelot
・Chateau La Pointe’89 Pomerol
・Pavillon Blanc du Chateau Margaux’80
代表は辛くも辛くもでしたが、結果が出て安堵しました。また、楽しみが続くことになり嬉しくも。前半はこちらのお越しで試合は前半と後半のクライマックス以前までは鍋を振りながらの時間帯になりましたが失礼いたしました。
ジャドのこの’97はコルクがどうも緩い印象だな、このあたりのヴィンテージで抜栓を苦戦するのは希ですが・・・・。ですが、味わいは非常にピュアなさんを感じさせられる流石の安定感。
中盤からお越しの男性陣は元力士の方々もおられ一気に密集率はあがりましたが、相変わらず豪快に。ちゃんこに合うワイン?そんなお話を頂いたのですが、何れにしてもお飲みいただくことが。個人的にはそのちゃんこを食してみないと出汁の味わい等で考え方は変わるかと。ただ、共通意見としてはオールマイティな存在のニュージーランドソーヴィニヨン・ブランのゴールド・ウォーターは香りも華やかで仕入れも可能でしょうし。
赤はヴォルネイもラグランジュもどちらも中々の飲みごろに達しつつあったな。特にラグランジュの’99が意外に滑らかで綺麗なエスプレッソが感じられ。もちろんヴォルネイの’91も愛らしい。
必死の洗い物でしたが、久々のドクターが。何時ものように2本を平らげる形でしたが、ジャン・ミシュロは相変わらず酸が果実に溶け込んでおり。そしてポムロールはメルローのショコラのニュアンスがほっこりと。
そして〆は、大分酔われておりましたが贅沢にマルゴーの白を。’80は中々稀少ですが、コクが有りすぎるものよりも気分はほどほどとのご意見でしたので。その中での白のバリエーションがこの手のものがあると面白みも。白亜の城のこのシャトーの白は味わいも然ることながら優雅な気持ちに包まれる白のゴージャスな1本かと。
               Sommelier R.Imamura