Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

3時間はかかりましたが


連休をいただきました、ですがこの連休中も足しげく店舗に毎日通いました。その切欠は先日の顧客とのワインのエチケットのデザインを見たい!とのことでしたので、少しほろ酔いでセラーの中を物色中に落下したボトルの存在が・・・・。ですが、一体何が落ちたのかも解らなかったのが問題で。場所的にはボルドー・スタイルのボトルでやや高額ラインのものであることには間違えない場所で。
その為、思い切って長男と一緒に日曜日の午後は完全に使い切りました。完全に床面のボトルは通路に出して掃除しリストとアイテムを見つめながら。で、出るわ出るわのリスト外のアイテムや複数本の同一銘柄も。ちなみにエチケットを見たいとおっしゃられたボルドーのデュクリュ・ボーカイユ、’73はリスト内でしたが’83もあり・・・・。そんなボトルが何本もあり、お恥ずかしい。
結局、自宅地下セラーの50本のレギュラー・サイズに6本のマグナムも。これで随分とセラー内でのワインの検索が楽になりました。是非是非、この機会にご利用を。
そして落下しながらも事なきを得たワインの銘柄はカリフォルニアの逸品のダイヤモンド・クリークのヴォルカニックヒルズ’89なるもの。こちらもリスト外でしたが、これも福沢が5人は走り去る銘柄です。
で先週末の嬉しきご利用は
・Pommard Les Charmots’82 Jean Michelot
・Santenay’82 Chapelle
・Chateau La Pointe’89 Pomerol

三連休前のまたまた苦戦ですよ。こちらも久々のムッシュは、男性陣で。何時もながらのボランジェからのスタートでしたが、後半にかけてはやはり赤ワインの熟成した銘柄も。
’95のシャトー・モンティスのマディランを間に挟んで、〆はジャン・ミシュロのポマール・シャルモ’82へと。グラスではありましたが、結果的には半分以上は。確かにここまできますと、非常に熟れた味わいで伸びやかな甘味が特別なものに。
後半にかけては先日ご接待を受けておられた韓国籍ムッシュが大人数を引き連れて。かなり意外ではありましたが、韓国でもワインブームはあったようですので飲み込まれている方々はおられるかと。事実今回も飲み頃をはっきりと意識させる銘柄の2本を。カタコトの英語での対応に申し訳なくもありましたが、選択肢のひとつに入れていただければ幸いです。
先日は’79でしたが今回は’82のサントネイ、変わらない状態の良さにこちらもお買い得なブルゴーニュボルドーは右岸をご指定でしたが、おそらくはこのヴィンテージを意識されたのでは?メルローの豊満な果実味もまた流れもよろしく。

            Sommelier R.Imamura