Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

マグナム3発

本日のお昼間は、京都もどうやら初雪だったようで。低気圧のせいかな?今日はベットから出れなくて・・・・・。体はそんなに疲れてはいないのですが・・・・。12月なのに。
で昨夜のマグナム3発は
・Vosne Romanee’98 Forey Pere & Fils 1500ml
・Cornas Les Ruchets’96 Jean Luc Colombo 1500m
・Chateau Labegorce Zede’88 Margaux 1500ml

雨の週末でしたが、相変わらず大丈夫なんだろうかと?言う閑散さで。
中盤に救いのようなお電話でしたが、受けれて良かったです。8名と最初はおっしゃられながら結局11名様で。もう、どちらにしても一緒なのですが完全に貸切の状態で。
何ともそりが合わないようにも見えますが、腐れ縁のように長いお付き合いをさせていただくことになっている呉服屋のお坊ちゃんですが今宵は忘年会で。
ハウスワイン!正直、そのようなスタイルではないので申し訳ないのですが何れにしても11名様でしたらマグナムになります。
それにしても年末にセラーの整理をしておいて本当に正解でした、昨年はこのようなシュチュエーションだとセラーの奥を必死になって漁っていたので汗だくになっていたのですが今年はセラーの最前列に約10種のマグナムが直ぐにピック出来る状態で。悩ましさも解消した半日がかりの整理でしたが。
フォレのヴォーヌ・ロマネ、前回のテイスティングからすると非常に好感度をあげた香り高いブルゴーニュに。やっと落ち着きも出たのかな?正に苺の香り薫る優雅なピノ・ノワール
2本目はローヌを。このあたりで使いたかったのも本音ですが、お預かりしていたものだけに高いパフォーマンスも。実は僕自身もこの銘柄のマグナムの空きボトルが店舗の通路に並べておりました。懐かしさも感じるこのコロンボのコルナスですが、西村さんの手持ちを僕と葉巻屋さんの竹川さんが買っていたこともご縁だったのかもしれません。ローヌのムスクの香りはノスタルジーも。
〆のマグナムはボルドーまで。’88のラベゴルス・ゼデ、優良なシャトーのマルゴー村のものですが明らかに先の2本とは熟成感が異なります。ほろ苦い大人の味わいながらも、正直こんなクリュ・ブルジョアでも中々見つからない時代になってきておりますよ。
ゴージャスな気分にもさせられる1500mlは、やはりワインバーでも数種は手持ちを持つべきかと。中身もレギュラーより、幾分上質ですから!

              Sommelier R.Imamura