Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Ridge’80’79’78

本日のジムへは忘れ物が・・・・。運動時のショートパンツを忘れてしまい、まま移動時のスエットでこなしましたが比較的発汗量は少ない下半身ですが不便な思いも。
このところ、うっかりしている・・・・。月曜日のジムにもタオルを忘れて行ったり、仕事用のパンツも洗濯で持ち帰った週末でしたが週頭には持ってくるのを忘れていたりと。気をつけないと、事と次第では大変なことも有るだろうし・・・・・・。
で昨夜の素晴らしい飲み方でしょう!
・Ridge Zinfandel San Luis’79
・Ridge Cabernet Sauvignon York Creek’78
・Ridge Santa Cruz Mtn Monte Bello’80

17:00頃の転送電話でのご予約でしたが、18;00からスタートの男性陣は彼らでしたか。カリフォルニアの超優良ワイナリーを所有する、四国の一族の彼らですが僕自身はこんな生業ですのでこのリッジが代表格になりますが 一般には勿論ですが自宅にはオロナイン軟膏にジムでもポカリスエットですかね お世話になる機会も多いかと。
こう言った方々とは勿論 ご紹介の賜物なのですが、今回も手持ちのほとんどを。
ダイレクトメールで失礼ながら営業の一文に’70年代の入荷をお伝えしていたのですが、ご覧になられていたようで。お見せしたこの3本に一言”どうでしょう?やはり比較しながら全て”と。
流石の粋な飲み方で、部下の皆様にも意義あるテイスティングになられたのですは?正直、オーナーさんがたでも この辺りのヴィンテージは一気にはもう飲まれる機会は少ないでしょうから。
順番も難しいですが、立て続けに抜栓はいたしましたが思惑はややずれてしまい・・・・。
’79のジンファンデル、予想通りの甘美な甘味が特徴なのは葡萄品種の持つティピカルなもの。でキャンタージュ後の豊満な甘味の凝縮もまたその長命さを。
’78のカベルネ・ソーヴィニヨン、ぐっと複雑でエレガントなスタイルに変化しほろ苦い渋みがボルドーを意識させるもの。より上質感が感じられますが、カリフォルニアらしさではないような。
’80のモンテ・ベロ、造り手へのリスペクトでもあり最上キュヴェの為最後に。ですが、やや香りに進み気味なものが。どうでしょう?と皆さんにもお試しいただきながらでしたが、中盤には顕著に葡萄品種の特性のミントやユーカリのクールな香りが。まま、ヴィンテージの特性でもあったのかな?オーパスの’80にも以前同じような味わいを感じたことも。そして、やはりポートのような甘味が次第に支配するところもある意味カリフォルニアらしかったかな。
これでリッジの手持ちはモンテ・ベロ’82のみだ・・・・。
またあの方にお願いしないと!
              Sommelier R.Imamura