Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ご紹介に感謝いたします

本日のお昼というか朝方から次男の幼稚園が借り切ったフットサルコートでのサッカー観戦。眠すぎましたが、珠のことですので致し方ない。お遊びのような幼稚園児のサッカーですが、次男も1点だけですがゴールを決めていっちょまえのガッツポーズを決めておりましたが。
で昨夜は本当に久々に有り難く。
・Inglenook Cabernet Sauvignon’82
・Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir’99
・Ridge Monte Bello’87
・Gevrey Chambertin Clos du Fonteny’00 Bruno Clair
・Puligny Montrachet’90 Etienne Sauzet
・Ayara & Co Chateau d’Ay’76
・Cristal’78 Louis Roederer

前半から何時ものムッシュが時間つぶしに。その際に、先日どうやら劣化していたそうな?カリフォルニアの逸品をお持ちになられ。お値段相応ではありましたが、伝説のイングルヌックの’82はこのボトルは大丈夫でした。
そして今回はご紹介いただけたようなのですが、やはりこう言ったクラスの方々のお繋がりはやはり。カウンターが後の教授方も合わせると何とも素晴らしい雰囲気に。玄関周りの如何わしさが嘘のようですが・・・・。
何れにしても京都のワインバーと言うことでご紹介いただけるのは非常に嬉しい限りです。
アメリカでのビジネスもされているそうですので、お選びはこの果実味いっぱいのイザベル。’99でも稀少になるのでは?のたっぷりした味わい。
2本目は折角でしたので、ご紹介いただいた一族の方々が所有されるカリフォルニアの逸品を。この’87も中々見つからないでしょう?のモンテ・ベロ。ボルドー・スタイルの優雅な味わいはでキャンタージュで大人の味わいに優雅な時間を約束いたします。
韓国からのゲストをお連れになられた教授さん方だったようですが、これまた熟成したブルゴーニュの世界観を見つけていただけ。東京の有名なソムリエさんのバーにも通われているそうでしたが、今宵のシャペルのサントネイは非常に当たりのボトルで。正に透明感の色調に伸びやかな甘味、そして何よりもひねた香りが出ないところが今までの経験をガラリと変えてしまうのです!
ちなみに’00のブリュノ・クレールのモノポールも予想以上に美味な落ち着きを得ていました。
〆のお二人は、前半のイングルヌックのムッシュも。希少な先代の仕込んだソゼの’90村名。並みのグラン・クリュを蹴散らすくらいの濃密な味わいにシャルドネの本当の美味しさを。このようなワインを飲まないとやはり理解は出来ないかと思われます。
勢いついた流れでシャンパーニュを。ですが、ご所望のアヤラ’76は泡は儚く残る抜栓だったのですがテイスティング時の香りを嗅いだだけで嫌な予感が。正直、馬糞のような・・・・・。
結局、お預かりしていたお持ち込みの贅沢なクリスタル’78を。これは完璧すぎるくらいの優雅で極上のシャンパーニュ。むしろ綺麗すぎるくらいの味わいですが、何よりも状態が素晴らしいことが大切です。
              Sommelier R.Imamura