Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久々に

本日のお昼間は、ゆっくりと。台風の影響は余り関西ではないのかな?ただ、次男の帰宅時には土砂降りになっておりましたので相変わらず我が家は雨男ばかりかな?
で昨夜は久々に仕事を少しですがさせていただけたような
・Chateau Smith Haut Lafite’97 Graves
・Chateau Marquis de Terme’98 Margaux
・Gevrey Chambertin’05 Jean Louis Trapet
・Chassagne Montrachet Rouge’82 Chapelle
・Bruno Paillard Assemblage’99

前半からお食事でのご利用は、久々だったな。テーブル席でハーフを3本のゲストでしたが、意外な展開でした。今回はシャンピニヨンがフレッシュで沢山手に入ったので、サルシッチャを仕込んだラビオリのソースに。意外でしたが、ケーパーの塩漬けと合わせるとかなりしっかりとした味わいに。
そしてワインはボルドーがお好みなのは、はっきりと見て取れましたが3本目に冒険されたトラペの’05が僕自身も驚かされ。まだまだ早いかな?そんな印象だったのが数年前のテイスティングでしたが今回は明らかに纏まった味わいに熟成しており流石の偉大なヴィンテージの姿も垣間見え。ハーフと言うサイズも味わいに拍車をかけていたのでしょうが、ゲストのムッシュもほとんどトライされてこられなかったブルゴーニュに目からウロコだったようで。となると、いち早くフルボトルの世界に進んでいかれるしかないのですが・・・・・。
深夜の顧客の方々の存在に感謝する瞬間も。まあ、苦戦する9月10月と皆さん色々とあられるでしょう。会社への査察など大変でしたでしょうが、しっかりと処理されておられるので問題はないものの僕の領収書が槍玉に挙がったと言うのは意外でしたが・・・・。
白のイメージが強いシャサーニュですが、赤もかなりの量を造られており。このシャペルのシャサーニュも正にカリテ・プリなしなやかな味わい。やはり個人的にはこのくらいの熟成感が僕のスタイルかな?
〆のシャンパーニュは、明らかにまだ若さも色調から伺えるもののその名の通りのアッサンブラージュ。溌剌とした味わいの中に林檎の蜜の味わいは、ヴィンテージ・シャンパーニュの持ち味かな。やはり彼らの存在にカウンターは救われます。

             Sommelier R.Imamura