Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

学会ですね

何ともグズついたお天気の本日ですが、週3ノルマのジムには通い。その後は、先生方の都合で早帰りになった長男とナショジオでヴィンテージカーのオークションの番組を。’64年式のフェラーリでしたが、クリスティーズのオークションで結果¥3、000万を超えるプライスに。次男は大人になったらBMWらしいですが長男は現実を解り始めているので具体的な車種は最近は言わないな・・・・。
まま、家が走ってるくらいのものなので余程お好きな方々の世界観でしょうが。もちろんそんなお車に合わせて素敵なワインも飲み込んでいただければバランスは取れるかな?
で昨夜のドクターの皆様は
・Bourgogne Cote Chalonnaise’90 Domaine de la Tour
・Madiran’95 Chateau Montus
・Ravenswood Pickberry Vineyard’89

中盤までやはりと言うか静かな展開でしたが、その後はドクターの皆様が。こちらの方々がお越しの晩は京都で学会が行われていることが解ります。
何時もながらのお人柄でしたが、こちらの方々はグラスで少しづつ。でもお車はヴァイパーなんですよ。正直、この手の車種の方はあまりおられないので覚えてしまう。
また、久々のお若い経営者のムッシュのお越しはまたまた新規店舗の開業のお知らせを。こちらの方は、今回は祇園町焼肉屋さんを新たに。相変わらず凄いよな、20代で数店舗のオーナーさんですしバイタリティは感じます。このご時世でも。ちなみに階下のテナントさんは今月いっぱいで撤退だそうで・・・・。やはりビルの問題も多いにあるだろうな・・・・。もちろん個々の努力も必要ですが。
そして深夜のドクターの皆さんは、明日の学会に出れるのかな?の3本で。
軽やかなブルゴーニュからのスタートで、ジョブロの’90シャロネーズ。グラスでも使用するアイテムですが、こんなスタートでも活用の幅を感じさせます。
お好みはやはりしっかりめに。ですので、少し熟成したアラン・ブリュモンのマディラン’95も。獣臭も含まれる濃密な味わいですが、タナも20年近く熟成するとふくよかさも優雅に感じさせ。
〆はカリフォルニアから。’89のレイヴェンズウッドのピカベリー、ボルドー・スタイルのブランドですが明らかに濃い濃厚なヴォリュームとアルコール感が。三羽烏の印象的なプリント・ボトルですし期待感通りのパワフルさも残す夜半過ぎ。発表は問題なかったでしょうかね?

              Sommelier R.Imamura