Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’88’81’74

連休をいただきました。そして長男の誕生日が。11歳になりました、相変わらず幼稚な彼は玩具に惹かれて・・・・。そしてお約束通り、あっと言う間に破壊・・・・・。あんまりなので購入先に問合せをさせていただき。最高の対応に感謝いたします、連休は完全に家族サービスで終わっていきました。
で先週末の久々のご常連さんは
・Chateau Margaux’88 Margaux
・Chateau de Marbuzet’81 St Estephe
・Chassagne Montrachet’74 Chapelle

本当に久しぶりだ・・・・。下手したら今年初のお越しだったかもしれない、と言うか初だ。
年に数度のご利用ではありますが、もう10年来のお付き合いになるお二方でもあり正直待っていた そんな大切な顧客でもあります。
休日出勤だったそうです、前半から二本のボルドーとお預かりしていたDRCのマールを。
破格の設定だったシャトー・マルゴー’88、状態も素晴らしくデキャンタージュ後の優雅な味わいはそのステージに間違えないもので。
足りない酒量を補うように’81のマルビュゼでしたが、これも十二分なポテンシャルながらも僅かに残された五大シャトーの存在に今夜は致し方ないな。
そしてマールは’90’88’84と残されており、やはり’84の柔らかさが際立ったかと。ただし、次回はおそらく’90が追い上げる可能性が大だな!また、お取り置きのラフィットのアルマニャックと’71のピノー・ド・シャラントも有り難く。大分、勉強しすぎた気もしますが何時も僕も飲ませていただいておりますので・・・・。
そして深夜にはドクターも久々に。今宵はボトルで飲み込んでいただけ、お話も。先の方同様、経営に面も気にしていただけていましたが何よりも変わらずご利用いただければ幸いです。
今月のパワーヒッターのシャペルのオールド、今宵はシャサーニュでしたが やはり’70年代は完全にしなやかさを表現する柔らかい味わい。難しいヴィンテージながらも、ぐいぐい香りシャンピニヨンの季節感もまた熟成したワインの魅力かと。

              Sommelier R.Imamura