Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’10’69

本日のお昼間は、予想はしておりましたが打ちのめされました。2ヶ月ぶりの税理士さんとのミーティングでしたが、今季の決算の調整で大体の数字が見えて参りましたが大きな赤字決算を余儀なくされる数字で。昨季の黒字決算は、儚く消えていく感じでしたが 致し方ない。切り替えて年末の戦いを必死のパッチで!
で昨夜の白ワインは
・Riesling”Saartyr”’10 Weinhof Herrenberg
・Meursault Charmes’69 Leroy

昨夜は白ワインの晩に。
前半にお越しのドクターは、こちらも久々だな。お連れのお姉さんが、どうやら京大生らしく意外な展開でもありましたが そんな彼女はお近くのガールズバーにてアルバイトも。そんな所にも出入りしているドクターに相変わらずバイタリティを感じますが、最近は部下のドクターも中々お付き合いしてくれないことにも嘆いておられました。まま、彼の酒量についていける若者は中々おられないかもしれませんがこれもまた時代の変化かもしれません。
お姉さんに合わせて今宵はモーゼルの薄甘口ですが、この辺りのヴィンテージは大抵が白のクリーンな味わいのもののみかと。基本熟成したものばかりの扱いですが、こんな綺麗な味わいの酸を飲み込むと改めて若いヴィンテージにも見つめる瞬間です。
深夜のお二人は、今月の特集から白の極上を。目に留まる方がおられるのは嬉しい限りですが、偉大なヴィンテージの’69で。先月末も’69ポマールは楽しめましたが、この白もやはり信じられないくらいの若さを。大抵僕は’69にあたる際の感想は、どのボトルも若々しさすら感じさせられる。特に’69のロマネ・コンティはその表現が顕著に。
酸が主張するムルソーでとろみも持ち合わせるシャルムになると、これまた長命なスタイルを。微妙なネタ話に終始しましたが、お許しを。
(画像はバタールです、偶々’69ありましたので)
          Sommelier R.Imamura