Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’91ですか・・・・

本日のお昼間は、懸案になっていた葉巻の入荷の為に引取りに。今までは彼とも月に1度は僅かながらの時間も作るためにも商品を届けてもらっていましたが、まま甘える訳にもいきませんので。今回も弟さんのセレクトにはなりますが、これからも変わらないご縁で。おそらくはしばしの間は故人の仕入れたものが渡されているでしょうが、そのうちに個性もかた変化していくものかと。
そして、その後は西村さんから預かっていただいていたワインが届けられました。
今回も3ケース程ですかね、興味深い逸品が含まれております。
ボルドーは1本だけですが、ハートのエチケットの’83マグナムを。これはBBRの裏張りで液面も非常に高い良好なボトルかと。
ブルゴーニュからは、珍しいものなのですかね、ブルゴーニュのシャトーをアジアの富豪が買収した経緯の為に栽培がルソーで醸造がデュガなる変わり種を彼から勧められて6本だけ。ヴィンテージは’11の限定品のようですが、一体何時になったら現金化出来るか?一般企業の経理担当者さんからはデッドストックと言われかねないアイテムかと。
そしてこれは即レギュラー・アイテムなのですがムルソーの優良なドメーヌ・アルベール・グリヴォー、未だに’90のクロ・ド・ペリエールが残っていたなんて。6本もとったのですが大きな出費だ。そして彼の希少な赤のポマール・クロ・ブラン、しかも’88ですこちらも4本とお勧めさせていただきたい上質なブルゴーニュ
シャンパーニュは追加でいただいたクリコのカーヴ・プリヴェ、結局全て使い切った為’80と’78ロゼは豪華木箱入です。
で昨夜の’91のお姉さんにシフトですか・・・・

・Puligny Montrachet’91 Henri Clerc
花火シーズンですね、昨夜は亀岡で本日は琵琶湖か。それが関係あるかは解りませんが後半まで鳴かず飛ばず
後半にお越しのムッシュは久々だったな。先月に寵愛されるマダムが帰国されることになり、それ以来のお越しになったのですが今回も同じ国籍の外国のお姉さんでしかも今回は’91ですか。うーん、最後の恋とはおっしゃられておられましたが まま最近は他の男性陣もお連れになられる女性陣のヴィンテージは’90’91’92などもちらほらなので・・・・。
彼女自身はまだ日本に来られて半年か、カタコトと言う感じですがこれもご縁ですので。ワインのお好みもまだ固めの味わいをですが、ムッシュのお好みでブルゴーニュは避けられません、ですが’91のアンリ・クレールのピュリニ。白の優良なドメーヌですが赤も中々の仕上がりです、ただただ若さは否めないものです。特に今回は味わい以上に色々と考えさせられましたが、ビジネス的なことと実際には想定しておりましたので これはこれで。
       Sommelier R.Imamura